ナスの花が咲かない、どうして? ということがあります
ナスの株からのSOSかもしれません。
いくつか考えられる理由がありますので、ご紹介していきます。
■ナス 花が咲かない
1.第1花が咲かなかった
定植時に低温にあうと花が咲き実もなりません。
何故低温にあうと花が咲かない、実がならないのかというと、
気温が15度ぐらいだと受粉ができずに実ができないことがあります。
トマトトーンなどでホルモン処理を行うか、
定植を適期にするか、できるだけ暖かい場所で栽培します。
こちら以降は第2花以降で考えられる原因となります。
2.日照が悪い
ナスの原産はインドで、暖かい、または暑い場所を好みます。
日の当たらない場所では、気温が上がらないため花が咲かなかったりします。
3.水やり不足
トマトと同じように、水を控えて育てていませんか?
ナスは、トマトとは違い、水を切らしてしまうと、
生育が悪くなったり、瑞々しいおいしいナスができません。
ナスとトマトとは確かに、同じナス科ですが、
それぞれ原産地が違うので、適切な水やりで育てましょう。
初めての花は着果させ小さめで収穫するのがコツです
4.肥料不足
ナスは肥料食いと呼ばれるほど肥料を必要とします。
定植直後であれば元肥が足りなかった可能性があります。
追肥をしておきましょう。
それ以外であれば、追肥の量が足りなかった、
もしくは追肥を忘れていた可能性がありますので追肥します。
また、忘れないためにいつ植えたか、いつ追肥したなど、
メモやカレンダーに書いておくことをオススメします。
5.チッソが多かった
確かに、チッソ成分は生育に必要ですが、そのほかの栄養も必要です。
特にリンは花、実をつけるためにとても重要になります。
チッソが多いと、花が咲かないことが多い上に、
石ナスが出来てしまうことがありますので、リンを多めに含む肥料に変えましょう。
ナスは、水分不足、肥料不足が大きく影響する作物です。
手がかかる部分もありますが、それを乗り越え、
美味しいナスができたときはとても嬉しく、本当においしいです。
その喜びを体験するためにも、手を入れて栽培してみてください。
■参考
・ナスの剪定|秋ナス収穫のために
・ナスの苗を植えたが元気がない枯れる理由は?
・ピーマン、ナス、トマトの実が落果し小さな穴があく理由は?
・ナスのプランター栽培
・ナスの追肥の方法
・ナスの育て方
・短花柱花とは?
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