病害虫の予防と対策のカテゴリ記事一覧

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カテゴリ:病害虫の予防と対策

病害虫の予防と対策のカテゴリ記事一覧。花、野菜、果樹の育て方と栽培管理方法を初心者のかたにも分かりやすく、ご紹介しています。元気で楽しい園芸生活を目指しています。園芸命♪
バンカープランツとは?

2013-07-07 病害虫の予防と対策
バンカープランツとは、害虫の天敵を集めるために育てる植物のことで、おとり作物、天敵温存作物ともよばれています。バンカープランツの語源には諸説ありますが、下記の…

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野菜の連作障害と対策

2013-06-05 病害虫の予防と対策
ナス科の植物は連作障害が出やすいです■野菜の連作障害と対策1.連作障害とは?同じ畑で同じ野菜、同じ科の野菜を、栽培続けることを「連作」といいます。連作をずっとし…

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バンカープランツとは?

バンカープランツとは、
害虫の天敵を集めるために育てる植物のことで、
おとり作物、天敵温存作物ともよばれています。

バンカープランツの語源には諸説ありますが、
下記の2つが有力です。

一つは、”銀行家”としての”バンカー”で、
天敵を”バンカー”プランツに預けておき、
必要な時にその効果を引き出す(=害虫を捕食してもらう)、
という意味です。

もう一つは、”バンカー”を”鉄筋コンクリートの簡易陣地”という意味で捉え、
畑の周囲に”バンカー”プランツを植えることにより、
害虫から守るという意味合いです。


■バンカープランツとコンパニオンプランツの違いは?

コンパニオンプランツとは、一緒に栽培すると、
お互いの生長に良い影響を与える植物の組み合わせのことをいいます。

コンパニオンプランツに期待される働きの中には、
病虫害を予防し農薬や化成肥料の使用を抑えることも含まれるので、
バンカープランツは、コンパニオンプランツの括りの中に、
含まれると考えてよいでしょう。


■バンカープランツの種類

現在、次のようなバンカープランツが知られています。


katabami.jpg
カタバミ…ハダニの天敵を増やします


kinrenka.jpg
キンレンカ…アブラムシ・ハダニ・スリプスの天敵を増やします


sirotumekusa.jpg
シロツメクサ…ヨトウムシの天敵を増やします


ソルゴー…害虫全般の天敵であるクサカゲロウの住処になる
ニラ…アブラムシの天敵を増やします
長ネギ…アブラムシの天敵を増やします
ソラマメ…アブラムシの天敵を増やします
ヨモギ…アブラムシ・ハダニの天敵を増やします
クレムソンクローバー…スリップスの天敵を増やします
イヌガラシ…アブラムシの天敵を増やします
イヌホオズキ…アブラムシ・ハダニの天敵を増やします
エンバク…害虫全般の天敵であるクモやクサカゲロウの住処になります
カラスノエンドウ…アブラムシ・ハダニの天敵を増やします
キスゲ…カイガラムシの天敵を増やします
ギシギシ…テントウムシダマシの天敵を増やします


バンカープランツの中でも、
特定の野菜と相性の良いものがあります。

例えば、ナスと麦は、相性が良い作物同士です。
まず、麦にアブラムシが集まり、アブラムシを食べに
アブラムシの天敵であるナナホシテントウがあつまり、
麦のアブラムシを食べるついでにナスのアブラムシも食べてくれます。
麦につくアブラムシは、ナスにはつかないので、全く問題になりません。

また、ナスとソルゴーも相性が良いことで知られています。
ソルゴーとはコウリャンの一種で、ヒメハナカメムシや
クサカゲロウなどがソルゴーに集まってきます。

これらはナスの害虫であるキイロアザミウマやハダニ、
アブラムシなどを捕食してくれます。

野菜の連作障害と対策

nasu1.jpg
ナス科の植物は連作障害が出やすいです


■野菜の連作障害と対策

1.連作障害とは?
同じ畑で同じ野菜、同じ科の野菜を、
栽培続けることを「連作」といいます。

連作をずっとしていると土がやせて収穫量が落ちたり、
作物の生長が悪くなって病気にかかりやすくなります。
これを「連作障害」といいます。


原因は同じ品種の作物を作り続けると、
土の中の微生物のバランスが悪くなり、
病害虫が多くなってしまうからです。

具体的には、ネコブセンチュウが増えて根に寄生し作物が枯れたり、
ナスの半身イチョウ病の菌が蔓延したりします。
また微量要素のどれかが欠乏しても生理障害を起こします。


Carrottokati.jpg
ニンジン畑、プロも連作障害には注意しています


Carrot.jpg
ネコブセンチュウ(ニンジン)


2.連作障害を防ぐには?
同じ畑で同じ科の野菜を植えないようにします。
野菜によって連作を避けた方がよい年数は違います。

その年数を上手く組み合わせてローテーションを組み、
計画的に栽培していきます。 


また野菜の種類を変えて栽培する「輪作」も効果的です。
その場所を数年間休んで自然のバランスが整うまで待つ方法もあります。


tomato20syukaku300.jpg
夏野菜の多くは連作障害が出やすいので接ぎ木苗を使うのも良いです


3.連作を避ける期間の目安
・1年間休むとよいもの
セロリ、ホウレンソウ、シュンギク、ミズバ、レタスなど

・2年間休むとよいもの
ジャガイモ、ハクサイ、キャベツ、サヤインゲン、ラッカセイなど

・3〜4年間休むとよいもの
サトイモ、キュウリ、ソラマメ、トマト、ピーマンなど

・5年間休むとよいもの
サヤエンドウ、ゴボウ、ナス、スイカなど

・連作障害が少ないもの
サツマイモ、カボチャ、タマネギ、ニラ、ニンジンなど


suika.jpg
土作りが良ければ野菜は元気に育ちます(スイカの発芽)


4.家庭菜園、貸し農園での対策は?
狭い貸し農園や家庭菜園で連作や輪作を考えると、
作物を作れなくなるのではと心配する必要はありません。

まず基本的な土づくりを丁寧に行うことが重要です。 
具体的には、新しい土や客土、堆肥を十分に施します。
また腐葉土やボカシを投入して病害微生物が、
活動できないような環境にします。

抵抗品性品種を植えたり、接ぎ木苗を植える方法もよいでしょう。
近くに植えて混植すると病害虫などの軽減につながる植物同士、
*コンパニオンプランツを利用する方法もあります。

*コンパニオンプランツ 
コンパニオンプランツとは、共栄作物とも呼ぶ農学、園芸学上の考え方。
主植物の側に栽培することで良い影響を与え共栄しあいます。
たとえばトマトとバジルは一緒に植えると両方がよく育ちます。

コンパニオンプランツとして病害虫の予防が期待できる植物は、
クロタラリア、ボリジ、ナスタチウム、ネギ類、セロリ、バジル、
マリーゴールド、ミントなどです。
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