
庭のグレープフルーツでソルティードッグ飲みたいな……
グレープフルーツの鉢植えは、
まだ実がついていないときは2年に1回、
実がついてきたら、毎年植え替えるのが基本です。
・植え替え適期
3月下旬〜4月頃。
・植え替え方
根鉢は、あまり崩さず古い根やゴミを取り除き、
一回り大きな鉢に植え替えます。
・用土
一般の培養土でも良いですし、
赤玉土(中粒)7対腐葉土3に、
できれば園芸用川砂を1割ほど混ぜます。
また、下記にご質問の多い事項をまとめてみました。
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採りたてをいただきましょう
■グレープフルーツの植え替えは?
1. コンパクトに育てる植え替えは?
今育てている鉢より、
大きい鉢にしたくない場合の植え替えです。
グレープフルーツは耐寒性があまりなく、
冬は室内に入れて管理する必要があるので、
大きくするにも限度がありますね。
もし、これ以上は大きくしたくないというところまできたら、
植え替えの時に根を整理するといいでしょう。
植え替えの適期は、3月下旬〜4月頃です。
鉢から株を抜き取り、根を傷めないように、
手で優しく丁寧に半分程度土をほぐします。
土をほぐしたら露出した根の中で、
黒く傷んでいるものやゴミを取り除きます。
白い根を全体の三分の一くらい切ります。
この時、太い根を切るのをためらってしまいがちです。
しかし、太い根を切らないとすぐに根詰まりになってしまいます。
太い根も思い切って切りましょう。
根の整理が終わったら、元の鉢に植え付けます。
植え付けた後はたっぷり水を与え、
2週間〜1ヶ月程度は乾燥しすぎないように管理します。
また、根を切っているので養生も兼ね、
しっかり根付くまで半日陰に置いて管理しましょう。
2. 表土や鉢底から根が見えている場合は?
土の表面が網を張ったようになったり、
太い根のようなものが見えたり、
鉢底から根が見えている状態になっているのであれば、
根詰まりを起こしている可能性が高いです。
根詰まりを起こしてしまうと、葉を落としたり、
生育が鈍ったり、最悪は枯れてしまうこともあります。
グレープフルーツは環境さえ合えば、生育が旺盛な植物です。
毎年一回り大きい鉢に植え替えるか、
最低でも2年に1回は植え替えるようにします。
植え替えの適期である3月下旬〜4月であれば、
通常通りの植え替えが可能です。
それ以外の時期に根詰まりの状態を見つけたら、
春から秋のうち、真夏でなければ植え替えが可能です。
その場合は、根鉢は一切触らずに、
一回り大きい鉢に植え替えましょう。
植え替えの後は、水切れを起こさないように注意し、
2週間ほどは半日陰で管理するようにします。
■参考
・グレープフルーツの育て方 栽培方法