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開花までが早いので育てやすいです


大きなヒマワリも迫力があって夏らしいですが、
狭いスペースやベランダでも育てやすいミニヒマワリも、
とてもかわいらしく、元気いっぱいで魅力的です。

大きなヒマワリよりも、
花が咲くまでの期間が短いのも嬉しいです。

ミニヒマワリも品種改良が行われ、
中小輪の矮性品種まで数多くあります。

花は、黄色が一般的ですが、赤褐色、黄褐色などもあり、
中心が黒紫色の品種や部屋でも鑑賞できるような、
花粉が出ない品種もあります。

ミニヒマワリは、鉢植え、プランター植え、花壇、切花など、
用途が広く人気があります。


■ミニヒマワリの育て方

・栽培環境
日の良く当たるところが大好きです。
日当たりが悪いと、弱い株に生長し、
花が咲くまでに病気にかかり枯れてしまうこともあります。

できる限り日当たりのいい環境で栽培しましょう。
また風通しの良い場所を好みます。
用土は排水性の良いもので、水持ちするものが理想的です。

・種まき
4月〜7月が種まきの適期です。
苗で購入することもできますが、
ヒマワリは種が大きく、生長も早いので、
種から育てるのも割合と容易で楽しいものです。

ポットで苗を育ててから定植することもできますが、
ヒマワリは直根性で移植を嫌います。


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種の尖ったほうを下にすると、発芽がそろいやすくなります


定植の適期を逃すと、
移植で根を傷めて生長に影響することもあるので、
育てる場所に直播きすることがお勧めです。

◎地植えの場合
花壇などの地植えにする場合は、土をよく耕しておきましょう。
土には元肥・苦土石灰・腐葉土などを、
種をまく2週間ほど前に混ぜ込んでおきます。

種をまく時は、土にペットボトルのふたなどを土に押し付け、
1cmほどの深さに土をくぼませます。
そこに2粒〜3粒の種を重ならないようにまき、
土をかぶせて軽くおさえます。

ミニヒマワリにも品種が色々あり、
株間はそれぞれの品種で異なります。

種の袋に記載されていることがほとんどですので、
株間をよく確認して、種をまきましょう。

種まきが終わったら、たっぷり水を与え、
発芽して本葉が出るまではあまり乾かさないように管理します。


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本葉が出るまでは、乾燥させすぎないようにします


◎容器栽培の場合
鉢でもプランターでも栽培することができます。

ミニヒマワリは普通のヒマワリに比べて、根張りも少ないので、
わざわざ深鉢にする必要はないでしょう。

とはいえ、直根性であることに変わりはないので、
あまりに浅い容器は避けましょう。

使う用土は、市販の草花用の培養土でだいじょうぶです。
購入する際は、元肥入りのものを選ぶと手軽です。

容器の底が隠れるくらいに、鉢底石などを入れます。
そして、容器の縁から3〜4cmほど下まで用土を入れます。

地植えと同じように、
ペットボトルのふたなどを土に押し付けて、
1cmほどの凹みを作ります。
そこにミニヒマワリの種を2粒〜3粒等同じ間隔に撒き、
上から土をかぶせ軽くおさえます。

種をまいた後は、容器の底から、
水が出てくるまでたっぷりと水遣りしましょう。

ミニヒマワリは株間をあまり広くとらなくてよいので、
鉢やプランターなど容器栽培に向いています。

プランターなどでも、前後に重ならないように種をまくことで、
たくさん植えることができます。
30cmプランターでも3〜6株ほど栽培することができます。


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プランターでもじゅうぶん育ちます


・水やり
種をまいてから本葉が出るまでは、
あまり乾かさないように水を与えるようにします。

その後は気温も上がって生長も早まりますので、
土が乾いたらたっぷりと与えるようにします。

多少は乾燥に強いミニヒマワリですが、気温の上昇や、
葉が広めなので葉からの蒸散もあり、土が乾きやすくなります。

朝、水を与えても、夕方には土が乾いているようなら、
夕方にも水を与えるようにします。

地植えの場合は、土の表面だけを湿らせるのではなく、
中まで染みこむようにしっかりと与えます。

容器栽培では、容器の下から水が出てくるまで、
少し気長に、しっかり水を与えましょう。

・間引き
本葉が2枚〜3枚になったら、間引きをします。
1か所に2粒か3粒の種をまいていますので、
発芽したものを全て育てると、窮屈で丈夫に育ちにくいです。

発芽しているものの中から、生長の良い苗を選び、
それ以外は引き抜くか、地際からハサミで切り取ります。

引き抜く際に、残す株も一緒に抜けてしまうことがあるので、
残す株の根元を軽く手で押さえながら、間引きをします。

・支柱立て
ミニヒマワリは背丈が低いので、
基本的には、支柱を立てる必要はありません。

しかし、丈が高いものや徒長したヒマワリには、
倒れないよう、短めの支柱を立ててあげましょう。


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ミニヒマワリにも赤や茶色の品種があります


・施肥
あまり多肥にすると、弱い株に育ってしまいますので、
肥料は控え目にしましょう。

元肥を入れた土で育てていれば、
肥料を与えなくても花が咲くことも多いです。

ただし、生長が遅いと感じたり、
葉の色が悪くなったりということがあれば、
規定より少し薄めにした液肥をあげます。

あるいは、1〜2ヶ月に1回の間隔で、
緩効性の固形肥料を少量与えておくと、安心です。

・摘芯
大輪咲きの品種や1本立てで大きく咲かせたいときは、
そのまま、何もせずに栽培します。

しかしミニヒマワリで摘芯したほうが個性的な品種や、
花を次々と咲かせたいときは、摘芯をします。

本葉5〜6枚のときや開花後に、芽や花を摘むと、
脇芽が出てきて花がたくさん咲き、草姿も良くなります。


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脇芽が出て花が咲いています


・花がら摘み
一番最初の花が咲いたら、その花だけを切り取ります。
すると、脇芽が伸びて新しい花が咲きます。

最初に咲いた花より小さい花が咲きますが、
こうすることにより、たくさんの花を楽しむことができます。

・増やし方
ヒマワリは種によって増やすことができますが、
ミニヒマワリは品種改良によって作られたものが多く、
花粉が出なかったりして種ができないことがよくあります。

もし種ができたとしても、次に育てたものが、
同じ性質を受け継いでいるとは限りませんので、
同じ品種を育てたいということであれば、
その都度新しい種を買う方がいいでしょう。 



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毎日観察して病害虫を防ぎます


■病害虫

発芽のときのナメクジ、
生長中のべと病やハダニに注意します。
べと病はヒマワリがかかりやすい病気です。

雨などで泥が跳ねて、地面に近い葉から菌が感染してかかります。
泥が跳ねないようにマルチをしたり、
水やりをする時に株元に、そっと水を与えるようにしましょう。

ハダニは発生するとなかなか厄介な虫です。
高温乾燥の環境を好みますので、
定期的には葉の表面や裏、茎などにも水をかけるようにして、
株の周りの気温を下げ、湿度を上げるようにして、予防しましょう。

■参考
・ヒマワリの育て方
・巨大ヒマワリ 栽培のコツ
・ヒマワリ プランター栽培のコツ
・ヒマワリの病気
・ヒマワリ 発芽しない理由は?
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