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園芸店で売られているエニシダはヒメエニシダのことが多いです


ヒメエニシダはマメ科の常緑、または落葉性の低木です。
マメ科らしいかわいらしい花を、枝にびっしりと咲かせます。
花色は定番の黄色の他に、濃いピンクや白などがあります。


■ヒメエニシダ 育て方

・栽培環境
ヒメエニシダは日当たりのよい場所を好みますが、
高温多湿が苦手なので、風通しのよい日当たりのよい場所か、
風通しのよい半日陰で育てます。

耐寒性があまりないことと、日当たりの具合で、
季節ごとに移動させた方が枯らせずに済む確率が高いです。

そのため、育てるのであれば鉢植えの方がおすすめです。
枯れる原因としては、多湿や風通しの悪さから、
根腐れを起こすというのが多いようです。

・植え付け・植え替え
春に園芸店などで、すでに鉢植えとして売られているものを、
購入した場合は、花をまず楽しみましょう。

花が終わったらすぐに植え替えをします。
時期は遅くても6月中が良いでしょう。 


園芸店のヒメエニシダは、株に対して鉢が小さい場合が多いので、
花後すぐのタイミングで一回りか二回り大きい鉢に植え替える必要があります。

鉢から株を抜いたら、根鉢はほぼ崩さずにおきます。
表面の古い土をほんの少し落とし、見えている範囲で、
黒くなっている根があれば、傷んでいるので取り除きます。

その後、新しい鉢に植え付けます。
用土は市販の草花の土で十分ですが、
ヒメエニシダは弱アルカリ性を好みますので、
用土に少量の苦土石灰を混ぜ込むといいでしょう。

植え替えをした後は、枝を半分くらいの短さに切り詰めます。
こうすることにより、株への負担が軽くなりますし、

株をコンパクトに仕立てることにもなります。


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生育が旺盛なので、できれば毎年植え替えします


・水やり
土が乾いたら、鉢の底から水がしみ出てくるまでたっぷりと与えます。
乾燥気味を好みますので、土を確認して湿っている場合は、
水を与えないでおきます。

また、鉢皿に残った水は根腐れの原因になります。
溜まっている時は、その都度溜まった水を捨てるようにしましょう。

冬の間はさらに水を必要としません。
土の表面が乾いてから2、3日経ってから、
水を与えるようにします。

ただし、室内で冬越しをさせている場合は、外より水の蒸発が早いので、
土の表面が乾いてから、1、2日待って与えるようにします。


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地植えにすると人の背丈ほどまで生長します


・冬越し・耐寒性
耐寒性はあまりありません。最低でも0℃ですので、
冬の間は室内で管理した方が良いです。

霜が降りない地域であれば、軒下でもいいでしょう。
室内であっても、日当たりの良い場所に置きます。 


できる限り日当たりのいい窓辺などに置きましょう。
ただ、室内であれば霜がおりたりする心配はありませんが、
窓際は意外と気温が下がります。
できることなら、日が暮れたら窓から離すようにしてあげます。

・施肥
あまり肥料を必要とはしません。
2月頃と、花が終わった後の年に2回ほど、
緩効性肥料などを少量与える程度で十分です。

・剪定
花が終わった後、6月中には剪定します。
基本的には自然樹形にしますので、
細い枝や枝が混んでいる部分を間引きする程度です。 


株をコンパクトにしたい場合は、枝先を切り詰めてもいいでしょう。
ただし、剪定の時期だけは必ず守ります。

ヒメエニシダは花が終わった後、夏頃には翌年の花芽を作り始めます。
剪定が遅れると、せっかくできた花芽を切ってしまうことになるので、
剪定の時期には十分注意します。


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実もかわいらしいですが、樹勢を弱めるので採ったほうが良いです


・増やし方
一般的には挿し木で増やすことができます。
3月〜4月か、6月〜7月に挿し木することができます。
10cmほどの挿し穂を作り、
バーミキュライトや小粒の赤玉土を入れた平鉢などに挿します。

用土が乾かないように半日陰で世話をすると、数か月で発根します。

また、タネまきでも増やすことができます。
花が咲いた後、鞘のようなものができ、その中に黒い種ができます。
そのタネを保存しておき、翌年の3月にタネまきをします。

発芽率があまりよくありませんので、
タネまきから育てるのは少々難しいかもしれません。


■病害虫
病気に強いですし、虫もあまりつきません。
時々アブラムシなどがつくことがありますので、
薬剤で防除するか、発見した場合は粘着テープなどで取り除きます。

■参考
・エニシダの育て方と剪定方法
・エニシダ 花が咲かない理由は?
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