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栽培したアスパラガスは最高です
アスパラガスは、ユリ科の多年草です。
植え付けてから収穫まで少し時間はかかりますが、
10年ほどは毎年収穫できるそうです。
栽培のポイントは、なんといっても根の生育です。
アスパラガスは根に栄養を溜め、春にたくさんの新芽を出します。
しっかりと根に栄養を溜めるためには、
収穫後に伸ばした枝葉によく日を当て光合成させることです。

実生から育てることもできます
■アスパラガスの植え替え方法は?
アスパラは根をかなり深くまで伸ばす植物ですので、
あまり移植には向いていませんが、
時期とやり方に注意すれば植え替えが可能です。
1.植え替え時期
行う時期は諸説ありますが、地上部を切り取った後の晩秋か、
芽がまだ動いていない2月頃がちょうどいいでしょう。
2.新しい用土、場所に植える
プランターで栽培している場合は、
プランターから周りの土ごと株を抜き、
丁寧に土を落とします。
その株を同じプランターに植える場合は、
元々植わっていた土は使わず、新しい土を使うようにしましょう。
地植えで栽培している場合は、株から少し離れた場所から、
根を切らないように十分注意して掘り上げます。
掘り上げた株の土を優しく落とし、
植え替える場所に移して植え付けます。
プランターでも地植えでもいえることですが、
アスパラガスはアレロパシー物質というものを出し、
それによって自家中毒を起こします。
そのため、元々アスパラガスが植えるのに使っていた土や、
場所だと連作障害を起こして、その後の生育に影響します。
プランターの場合は新しい土を使い、
地植えの場合は元植わっていた場所とは、
別のところに植えるようにしましょう。
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ホワイトアスパラも作れます
3.株分けと同時に行うと良い
また、植え付けてから何年か経った株であれば、
株分けできる状態になっていることがあります。
植え替えのタイミングと同時に行うと、
何度も掘り上げて根を傷めることもないので安心です。
ただし、株分けした場合は、株が十分に育っていないために、
すぐに収穫できるほどの芽が出てこないことがあります。
その場合は、1年間しっかりと育て、翌年に期待しましょう。
■参考
・アスパラガスの栽培|タネ、苗から育てたときの収穫時期は?
・アスパラガスの育て方と栽培方法
・アスパラガスのプランター栽培