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タネから増やす楽しみもありますが時間がかかります
レモンマートルは一般的には、
挿し木で増やすことが多いです。
実生から増やすことも可能です。
■レモンマートル 増やし方
1.挿し木
・時期
時期は冬以外であればいつでもできるようですが、
発根して株がしっかりと落ち着くまで、
乾燥しないように気を付ける必要があるので、
まだ暑くならないうちの5月〜6月か、
涼しくなってくる頃の9月〜10月が良いでしょう。

挿し穂を作ります
・挿し木の方法
挿し穂は、根元が少し木質化した部分が入るように作ります。
葉もたくさんついていることがあると思いますが、
先端の数枚を残し、あとはすべて切ってしまいます。
根元の部分を斜めになるようにカットし、
水の入った瓶などに1〜2時間ほど入れておき水上げします。
水上げした挿し穂の切り口を傷めないように、
前もって箸など尖ったもので穴を開けておき、
優しく用土に深めに挿すようにします。

用土は、単一で使うのが無難です
・用土と管理
用土は市販の挿し木用の用土でも良いですし、
バーミキュライト、小粒の赤玉土を湿らせたものでもOKです。
発根し、新しい葉が伸びてくるまでは、
用土が乾かないように管理します。
初夏に挿し木をした場合は、
夏になると乾燥しやすくなるので注意します。
また、鉢皿に水を溜めたままにしてしまうと、
水があたたまり、せっかく発根した根を傷めてしまうので、
鉢皿にたまった水は、その都度捨てるようにします。
・何回かチャレンジを
秋に挿し木したものは、気温の低い冬の間は、
動きが少なく気持ちが焦りますが、
挿し穂全体が茶色くならない限りは、
枯れてはいないので、気長に待ちましょう。
また、レモンマートルは挿し木の成功率が低く、
一回挿してもうまくいくとは限りません。
挿し木に挑戦するときは、何本か挿し穂を作って試してみましょう。
1度でうまくいかなくても、何回か試すうちにコツがわかってきますし、
元の株が枯れなければ挿し穂は何度でもとることができます。
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レモンマートルの兄弟ができると嬉しいです
2.タネまき
レモンマートルは春に花を咲かせます。
花を切らずにおいておくと、タネができます。
そのタネを鉢やポットにまいておくと芽が出ますので、
それを育てることでも株を増やすことができます。
ただし、発芽率もあまり高くない上に、
しっかりした木に育てるまでに時間もかかります。
挿し木、タネまき、どちらを試すにしても、
気長に待つことと水切れを起こさないことが、
成功の鍵になります。
■参考
・レモンマートルの花 画像
・レモンマートルの育て方と利用方法
・挿し木(挿し芽)の方法 画像つき