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寒紅梅、八重で美しいです


花梅と実梅とは、適した品種が異なりますので、
購入するときは、確認してから入手しましょう。

鉢植えの梅の育て方と手入れのコツをご紹介します。


■梅 鉢植えの育て方

・栽培環境
寒さに強く、たいへん栽培しやすいです。
湿気が苦手で日陰では徒長しがちで花芽がつきにくいので
水はけの良い用土で、日当たりが良い場所で育てます。

・剪定
梅はとても生長が旺盛な樹木です。
鉢植えの場合は、花が咲き終わった後が剪定の時期になります。

あまり大きくせず小ぶりに育てたい場合は、剪定しましょう。

花が散ったら、花柄を切り取ります。
開花した枝は、根元から2〜3芽残して切り戻します。
この時、必ず葉芽があることを確認して切るようにします。

葉芽はついている向きに伸びてきますので、葉芽の出ている方向が、
木の内側になっていないものを選んで残すようにしましょう。

株をコンパクトにせず、全体を大きくしたい場合には、
特別剪定をする必要はありません。


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ほころびはじめる時も美しいです


・植え替え
地上の枝を剪定してコンパクトにしていても、
地下の根は生長しています。

鉢の大きさにもよりますが、
2年〜3年に一度は植え替えをするようにしましょう。

植え替えに適している時期は、
芽が動き出す前の12月〜3月上旬までです。

ただし、厳寒期は株を傷めることがあるので、
植え替えの作業は控えます。

鉢植えの場合は、花の後にも植え替えすることができます。
プレゼントなどでもらったものであれば、

鉢が小さくなっていることもあるので、
花を楽しんだ後にすぐ植え替えするのが良いでしょう。

鉢から株を抜き、土を三分の二ほどほぐします。
根には細かい根と太い根があるので、
細かい根は全体が一回り小さくなる程度に切ります。

太い根は、半分くらいの長さに切り詰めます。
鉢底に有機肥料や緩効性の科学肥料などを元肥として入れ、
清潔な土で根の整理をした株を植えつけます。

・用土
用土は中粒の赤玉土2に対して、腐葉土が1の割合で作るか、
市販の樹木の土でも問題ありません。
ただし、梅は過湿に弱いので、水はけのよい土を選ぶようにします。

・水やり
表土が乾いたらたっぷりと水やりします。
夏場は毎日、鉢が小さく乾きやすい場合は1日2回与えます。

・肥料
4〜6月に堆肥や油かすの固形肥料を3回程度ほど施します。

◎開花を早めたい場合
12月中旬に屋外で、花芽に数回霧を吹きかけ、
5日ほど寒さに当ててから室内に取り込みます。

窓際の暖かいところに置き、
霧をかけて湿度を高くすると正月くらいに開花します。


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家では、白梅を育てています


■害虫

梅は害虫に狙われやすい樹木です。
アブラムシやケムシ類がよくつきます。

アブラムシは小さくて発見が遅くなり、
増えると大変なことになります。

ケムシ類も卵を多数産み付けられたものが、
孵化してしまうと手が付けられません。
まずは予防することが大事です。

対応できる薬剤を定期的に散布することをおすすめします。

■参考
・梅の木の育て方
・しだれ(枝垂れ) 梅の育て方と剪定

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