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純白の素晴らしい芳香を持つ花を咲かせるマダガスカルジャスミン。
葉も肉厚でツヤがあり、濃い緑で美しいです。

耐寒性があまりありませんので、冬季は室内管理する必要がありますが、
花のない冬に、葉だけでも鑑賞する価値がある植物です。


■マダガスカルジャスミンの剪定

1. 剪定の適期は?
剪定は生育の始まる3月下旬〜5月上旬か、
花がだいたい終わった9月頃が適期です。

春から秋にかけては生育期になり、つるを旺盛に伸ばします。
マダガスカルジャスミンは、新しく伸ばしたつるに花をつけるので、
花が咲かないうちにつるを切ると花芽ごと切り取ることとなり、
花が咲かない大きな原因にもなります。

また、枝数を増やしたいということであれば、
伸びたつるの先端だけを軽く切ると、脇芽から新しいつるがはえてきます。

これを繰り返すことで枝数は増やしますが、
数を増やすことに木が力を使いますので、
花の数は少なくなるか、まったく見られないこともあります。

ですので、樹勢を見つつ切り戻しを行っていきます。

2. 注意することは?
剪定の時期は、3月下旬〜5月上旬か9月が適しています。
春から秋は生育期で、冬は生育が止まります。
生育の始まる春か、花が終わる秋に剪定するのが望ましいです。

剪定は、つるの長さを三分の一から半分程度に切ります。
その後、あんどん支柱やオベリスクに誘引します。

購入時についている支柱に、絡まったつるが簡単に外せないときには、
無理に外そうとせず、新しい支柱を外側に立てて誘引します。

木の樹液にも気をつけます。
マダガスカルジャスミンのつるを切ると、切り口から白い樹液が出てきます。
この樹液は毒(アルカロイド)を含み、人によってはかぶれることもありますので、
剪定作業をする際には使い捨てポリ手袋などを付けると良いでしょう。
また、口にしないようにしましょう。

■参考
・ジャスミン類の育て方 栽培方法 繁殖力が強く庭にも最適
・ハゴロモジャスミンの挿し木
・ハゴロモジャスミンが咲かない理由
・ハゴロモジャスミンの剪定方法
・マダガスカルジャスミンの育て方