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とても綺麗なグリーンです
スダチは耐寒性があるので、比較的温かい場所なら、
北関東や東北地方でも路地栽培ができるそうです。
実の果汁は料理に幅広く使えますし、育てやすいため、
ガーデニング初心者でもじゅうぶんスダチ栽培ができます。
スダチ栽培は大きめの植木鉢でもできるので、
ベランダで気軽に始めることができます。
スダチの実は、そのまま食べることはできませんが、
いろいろな食べ方、楽しみ方があるんですね。
3月が植え付け適期ですので、育ててみては?
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熟したところ(一般に青い果実を使います)
■スダチ 料理に酒に活用
◎焼き魚やうどんに
お刺身や焼き魚に果汁を絞ると、
風味がプラスされてさわやかな味わいが口に広がります。
スダチを使うと、お醤油や塩がなくてもおいしく焼き魚などが、
食べられるので、塩分を抑えることができて健康的です。

焼き魚に美味です
普通、うどんというと温かいつゆに入っているか、
つゆを付けて食べるかのどちらかですが、
香川県では釜揚げうどんに生醤油とスダチを絞るのが一般的です。
これは、農作業をする人たちが、忙しい作業の合間に、
すぐに食べられることから広まった食べ方といわれています。
おろし大根やネギ、ゴマをトッピングしてもおいしくいただけます。
スダチのさっぱり感がうどんのうま味を引き立てます。
オレンジのようにスダチでマーマレードを作ることもできます。
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花も楽しめます
◎スダチ塩で
スダチの皮をすりおろしたものに塩を入れ、
フライパンでサラサラになるまで乾煎りします。
このスダチ塩は天ぷらや焼き魚におすすめです。
市販のものは農薬などがついているので、
皮を食べるのには抵抗がありますが、
自宅で栽培したものであれば安心して皮も食べられます。
◎酒や牛乳に入れる
果汁としてのスダチは、水割りやソーダ割りの焼酎に、
絞って入れて飲むのも人気があります。
意外なところでは、牛乳にスダチとハチミツを入れる飲み方です。
牛乳がさわやかに美味しく飲むことができます。
スダチの量を多めにすると、牛乳が酸化してドロリとした、
飲むヨーグルト風になるので、こちらもおいしくいただけます。
酢の物やサラダなど、お酢の代わりに、
スダチの果汁を使うと風味が増しておいしくなりますし、
ゆずやレモンのようにハチミツにつけて食べることもできます。
このほか、スダチでポン酢を作ると、
市販のポン酢よりも香りの良いものができます。
スダチを使った料理のレパートリーが増えると、
収穫の楽しみが増しますね。
■参考
・育てやすい果樹は?
・ゆずの育て方と利用方法
・スダチの育て方と利用方法