完熟させて食べるのが最高です
プルーン(Prune)は、バラ科サクラ属スモモの一種で、
セイヨウスモモとも呼ばれます。
ドライフルーツか、液体になっているのが一般的ですが、
花も実も美しく、自宅で育てることもできるんです。
3月が植え付けに一番良い月です。
実には食物繊維や鉄分が豊富に含まれているので、
美容や健康に良いとされていて、人気があります。
以前はドライフルーツになっているプルーンしか、
手に入れることができませんでしたが、
最近はスーパーマーケットに生のプルーンが、
並んでいるのを見かけるようになりました。
花も美しいです
◎種から育てる?
プルーン栽培だけでなく、どんな果樹でも種から育てると、
もとの実よりも小さい実がなるのが一般的ですが、
まれに大きくておいしい実がなることもあります。
プルーン栽培をしている人の中には、その種が大きな実がなることを、
楽しみに育てているという人も少なくありません。
しかし、種から実がつくまでに10年はかかるとのことです!
ですので、接ぎ木苗を購入して育てるのが良いと思います。
プルーンは寒さにも強く、最初に水をたっぷりあげれば、
それ以降はそんなにまめに水をあげる必要はありません。
実ができるのが楽しみ
◎鉢植えもOK
プルーン栽培には、日当たりがよくて風が当たらない場所が適し、
鉢に植えて家の中で育てることも可能です。
プルーンはバラ科の植物なので、バラの木のように育ちます。
鉢植えにすると鑑賞にも適しているので、
見る楽しみと食べる楽しみの両方が味わえますよ。
収穫したプルーンは、生で食べると甘酸っぱいスモモのような感じです。
◎利用方法
収穫してから柔らかくなるまで熟させると、
果肉はとても甘くなって、ドライプルーンと同じくらいになります。
たくさん収穫できたら、ジャムやジュースにするのがおすすめです。
果肉をパンやケーキの生地に混ぜ込んでもおいしく食べられます。
プルーンは栄養価が高いので、ダイエット中のおやつ代わりに食べると、
低カロリーなのに鉄分やビタミン、ミネラルを摂取することができます。
ジャムも上品な味に
◎ドライプルーンの作り方
もっとたくさん収穫ができたら、
自分でドライプルーンを作るという方法もあります!
ドライプルーンは、ただ天日に干すというだけではありません。
炊飯器にぷr-ンと砂糖を入れて10時間保温したあと、
実を乾かして天日に干せば大丈夫です。
途中で裏返しながら、3〜5日干しておくと、
ツヤツヤしたテリが出てきます。
■参考
・プルーンの害虫防除
・プルーンの受粉樹は?
・プルーンの収穫 時期
・プルーンのジャム 砂糖漬けの作り方
・プルーンの育て方と剪定