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鉢でもじゅうぶん育ちます


スーパーに行くと、根ミツバ、糸ミツバ、切りミツバと、
同じミツバ(三つ葉)でもいろいろな種類があります。

糸ミツバがその名の通り、一番細いようですが、
細かい違いは一般の人にはわかりにくいと思います。

実は、どれも種は同じで、
ミツバ栽培の方法によって種類が違ってきます。


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花も愛らしいですが、咲くと葉が固くなるので摘み取ります


■ミツバの種類

◎切りミツバ(白ミツバ)
光が入らないようにしてミツバ栽培をして、
葉が開きはじめたら光に当てるようにします。

◎根ミツバ
冬の時期に葉が枯れてきたら根元に土を寄せておいて、
春になって葉が地面に出てきたら根をつけたまま収穫するものです。

◎糸ミツバ(青ミツバ)
葉柄20センチくらいになったら収穫するものです。
水耕栽培が取り入れられて以降、周年栽培されているため、
一番スーパーマーケットで見かけることが多くなっています。


日当たりが悪いところでもしっかり育つので、
ミツバ栽培はどこでもできると言われています。

採りたてのミツバの香りの良さは、抜群です!

あまり日に当てない方が葉が柔らかく育ちます。
春と秋の年に2回種をまくことができるので、
他の野菜に比べて育てる楽しみも多い野菜です。


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冷奴に美味!


■食べ方

一般的にはお吸い物や茶わん蒸し、親子丼などに、
風味づけとして添えられることが多いのですが、
ご飯に混ぜるとより香りを楽しみながら味わうことができます。

茶わん蒸しや親子丼など、卵と相性がいいようで、
オムレツに使っても美味しくいただけます。


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親子丼に


種を取って包丁で実を叩いた梅干しと、
ツナ缶にサッとゆでたミツバを入れて、
ワサビマヨネーズであえると、立派なおつまみになります。

根ミツバは水を入れたカップなどに入れておくと、
そのまま成長するので、簡単にミツバ栽培をすることができます。


■保存方法

たくさん収穫できたミツバは冷凍保存もできます。
葉物の野菜は冷凍すると、葉が溶けてしまいますので、
そのままの保存はできません。

ミツバの根を切り落とした後、葉も茎もみじん切りにして、
ジッパー付の保存袋に平らになるように入れて冷凍しておきます。
料理に使う時には、必要な量だけ手で割って使うことができます。

凍ったままお吸い物に入れても大丈夫なので、
いつでもミツバの風味を楽しむことができます。

■参考
・ミツバ(三つ葉 みつば)の栽培のコツ
・ミツバの越冬方法
・ミツバのレシピ
・三つ葉の分かりやすい育て方と栽培方法

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