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ラベンダーにはいろいろな効能があります


最近は自宅でハーブを栽培している人が増えています。
庭先にラベンダーやローズマリーが揺れているのは素敵ですよね。


■効能

ラベンダーには、ゲラニオール、リナロール、
リモネン、酢酸リナリルなどが含まれていて、
鎮静効果、安眠効果、リラックス効果があります。

不安な気分や興奮を和らげる効果があり、
いらいら感やストレスを解消してくれます。

美肌効果、疲労回復、血行や新陳代謝を良くするので、
アロマテラピーで使われるアロマオイルの代表格です。

また、防虫、殺菌、消臭効果も高いです。


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花が咲き始めたくらいに摘み取ります


■利用方法

ラベンダー栽培をしている人は多いのですが、
使い方が、いまひとつわからずに悩むかたも多いです。

実際にどのように利用するのかをご紹介しますね。

・サシェやポプリに
摘んだラベンダーを適当なサイズに切って乾燥させて、
小さな袋に入れたりハンカチに包んで使う方法です。

安眠効果があるので、その袋を枕に入れておくと、
香りを楽しみながらぐっすり眠ることができます。

・防虫剤として
防虫効果や抗菌作用、消臭効果もあるので、
靴箱や洋服ダンスに入れるのもいいですね。

・入浴に
小さな袋に入れてから、お風呂に入れるのも良いですよ。
こちらは生でも乾燥したものでも大丈夫です。

お風呂に浮かべているだけでいい香りがしますし、
その袋で体をパッティングすると、
お風呂から出ても良い香りがして、とてもリラックスでき、
日々ののバスタイムの楽しみが増えます。

・アロマに
アロマポットにホホバオイルやティーツリーを入れて、
そこに乾燥したラベンダーを少し入れると、
部屋の中でも香りが楽しめます。


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サシェはプレゼントにも喜ばれました


ラベンダーティーは、フレッシュでもドライでも効果的です。
はちみつや紅茶を加えると飲みやすいですね。

ラベンダーをウォッカに漬けたものを、
洗濯のすすぎの時に少し入れると、
衣服を殺菌し良い香りをつけることができます。

スプレーボトルに入れておけば、
アイロンの時のリネンウォーターにもなります。

ウォッカではなく、ワインビネガーに漬けると、
油汚れを落とす洗剤としても利用できます。

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ドライにしておくと長く利用できます


ラベンダーの花が咲いたら、茎の根元から切って、
風通しの良い日陰の場所に逆さにしてつるしておくだけで、
簡単にドライフラワーができあがります。

花は全部咲かせてしまわないで、
上の方に2個くらい咲いた時点で切ってしまう方が、
強く良い香りが、長く楽しめます。

■参考
・ラベンダーの挿し木の方法
・ラベンダーの種類と特徴
・ラベンダー グロッソの育て方
・ラベンダーの剪定方法
・ラベンダー 枯れる原因は?
・ラベンダーの越冬方法 育て方
・ラベンダーの育て方 剪定と株分けがコツ

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