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こんな芽吹きが見られるのは幸せ!
アスパラガス栽培は、タネから育てた場合、
収穫まで3年もかかるので、収穫が待ち遠しい野菜です。
現在は、苗や株も売られていて、
その年から収穫できるものもあります。
■栽培のコツ
アスパラガス栽培は上手に手入れをしていると、
約10年も収穫ができる長寿な野菜なので、収穫の喜びも長く続きます。
毎年良質の若茎を育てるためには、こまめな手入れが大切です。
一度収穫をすると、どんどん葉が育っていって、
秋になると栄養が根の方に蓄積されていきます。
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観葉植物とされるだけあって、緑も綺麗です
冬の霜が降りる時期には、葉が黄色くなって自分から休眠してくれます。
この休眠の時期になったら、地面から出ている6センチ程度の茎を刈り取って、
焼き捨てるようにしましょう。
刈り取った茎には、斑点病や茎枯れ病の菌がついていることが多いので、
放置しておくと根の方にまで菌が移ってしまいます。
刈り取った茎をそのまま畑に置いておいても、
菌がまき散らされてしまうので、焼くか捨てるのが一番です。
周りに雑草が出てきてしまった場合は、
手で抜き取るしかないので大変です。
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花も可憐です
■雌雄異株
アスパラガスには白い花が咲くのをご存知ですか?
また、丸い実もなります。
アスパラガスは雌雄異株の植物なので、
雄の株と雌の株があって、実は雌株の方になります。
実は、最初は青く、徐々に赤くなっていきます。
赤く熟した実の中にタネがあるので、
タネからアスパラガス栽培をする場合には、これを使います。
雄株と雌株の両方から収穫をすることができるのですが、
雄株の方が太いアスパラガスが育ちます。
天に向かってニョッキリと伸びたアスパラガスは、
地面の方に顔を寄せてみると、竹林のように見えるので面白いです。
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赤い実も楽しみです
■食べ方
収穫したては、ほんとうに美味です!
アスパラガスはいろいろな料理に使えるので、
収穫後の楽しみも多くなります。
ゆでてマヨネーズなどをつけて食べるのが、
一番ポピュラーな食べ方ですが、
豚の薄切り肉やベーコンを巻いてフライパンで炒めるのも、
よく知られている食べ方です。
ゆでて長めに切って、リゾットに入れるとオシャレな感じになります。
収穫したての新鮮なアスパラはシンプルに食べた方が、
風味などをじっくり楽しみながら味わうことができますね。
ゆでる以外にシンプルに食べる方法として、
オリーブオイル焼きというのがあります。
硬い部分を切り落としたアスパラガスに、オリーブオイルを塗って、
トースターで両面を3分ずつ焼いて、塩コショウをかけていただきます。
■参考
・アスパラガス 植え替え
・アスパラガスの栽培|タネ、苗から育てたときの収穫時期は?
・アスパラガスの育て方と栽培方法
・アスパラガスのプランター栽培

