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漬物にするとおいしいですね


シロウリは、日本で古くから栽培されていた野菜です。
つる性のウリ科の野菜で、実際にはメロンの仲間ですが、
果実に糖類をためず甘くないため、野菜として利用されます。

長さ20〜30cmの実がつき、ごく淡い緑色から、
熟すにつれて白っぽくなるのが特徴で、
まだ若いうちに収穫して食べます。

シロウリの果肉は歯切れが良く、味は淡白で、
漬物や酢の物、和え物などに利用されることが多く、
市販の奈良漬の主な原料でもあります。

シロウリの育て方を分かりやすくご紹介していきます。 

◎品種
長さ20cmの果実がたくさんできる浅漬用の「さぬき白瓜」、
長さは50p近くあり大型で、歯ごたえがしゃきしゃきと美味しい、
「青大長縞瓜」がおすすめです。

また、沼目白瓜、東京早生やはぐらうり、なども育てやすいです。

シロウリには、古くから、利尿作用や急性腎炎、尿道結石、
脚気、子宮病、汗疹に効果があるとされています。


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生育旺盛です


■栽培管理

シロウリは低温に弱いので、育苗してから、
菜園に定植すると良いでしょう。

・タネまきと育苗
タネまき適期は4月〜5月中旬です。

シロウリのタネは、まく前日に、
一晩水に漬けておくと発芽しやすくなります。

ポットに用土を入れ、タネをまき、腐葉土をふるってかけて覆土し、
軽く押さえて鎮圧したら、たっぷりと水やりをします。
暖かいところで管理します。

苗も販売されますので、そちらを利用しても良いでしょう。 

・植え付け
5月〜6月上旬、本葉4〜5枚の頃に定植します。

1u当たり2kgの堆肥を混ぜ込み、良く耕し、
幅2m、高さ5〜10cmの畝を立てます。

定植前に、ポットごと水か液肥につけ、
給水させておくと根付がよくなります。

水を切ってポットをはずし、株間75cmで植え付けます。

生長してきたら丈夫な支柱を立てて、誘引します。

支柱を立てずに地這いで育てる場合は、
紙マルチや敷きわらを敷くと良いでしょう。

また、支柱を立てる場合でも、マルチングすることで、
生育初期の地温上昇と、乾燥予防の効果が期待できます。

・摘芯と整枝
シロウリには、親づるや子づるに雌花がほとんどつかず、
孫づるの1、2節に雌花をつける性質があります。

親づるは、本葉5〜6枚の時に摘芯し、
生育のよい子づるを4本程度伸ばします。

子づるは8〜10節ぐらいで摘心し、孫づるの発生を促します。

孫づるは葉を3枚残して摘心し、
1、2節目についた雌花の発育を促します。

シロウリは生育旺盛で、つるがどんどん伸びるので、
整枝が遅れないように気をつけます。


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開花が始まったら追肥しましょう


・追肥
花が咲き始めたら、追肥を施します。

ウリ類は、つるの先と根の先がほぼ同じように生長するので、
つる先に追肥を行なうようにすると効果的です。

ぼかし肥またはナタネ粕を、1株あたり一掴みずつ、
畝の両端に施します。

その後も、生育の状態を見ながら、2〜3回程度、
畝間に追肥すると良いでしょう。

・水やり
水切れになると草勢が弱まり、果実が大きくならないため、
乾燥が続くようなら、水やりをしてあげましょう。


■収穫

シロウリの実は完熟させずに、若いうちに食べます。
長楕円形の実が長さ20cmほどになったら、切り取って収穫します。


■病害虫

風通しが悪いとうどん粉病にかかりやすいので、
下枝を整枝し、風通し良く管理します。

ひらめきグッド(上向き矢印)シロウリ栽培アドバイス!
1.低温に弱いため、暖かい場所で育苗してから植え付けます
2.地這よりも立体栽培のほうが病気が出にくいです
3.下葉を整枝して風通し良く管理し、うどん粉病を防ぎます

■参考
・ヒョウタンの育て方|整枝と人工授粉で実付きをアップ!
・ハヤトウリの育て方|生育旺盛で100個以上も収穫
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