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稲穂は実りの秋のイメージが強いですが、
お正月の飾りとしても使われます。

「新しい年も実り多い年になりますように」という意味がこめられており、
農家などでは新米を収穫した際にお飾り用を取っておくこともあるそうです。

また、豊穣から「一家を支えてくれますように」、
という願いも含まれているそうですね。

一般家庭ではやはり、飾り用に加工されたものを購入することが多いですね。
アマゾンなどの大手通販サイトや、たのめーるなど通販ショップでも扱っていますので、
買いにいく時間がないという方は利用してみてはいかがでしょうか。

最近は黒米など、古代米の穂を扱っているお店もあります。


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注連縄にも稲を


■実の有無は気にしなくて良い

穂を飾るか、藁だけかは、地方によって変わるようです。
通販で購入する場合は写真や商品説明をよく見て、
希望に沿ったものを探しましょう。

不安であれば、問い合わせたほうが確実です。

実がついていると鳥に食べられてしまうことがありますが、
それは「取り(鳥)入れる」ことにつながり、
縁起のいいことですので気にしなくても大丈夫です。

片付けは少し大変ですが、
新年早々良いことがあるかもしれませんよ。
良い方向に考えておきましょう。

ちなみに我が家では、飼い猫が稲を大好きで、
くわえたりじゃれてバラバラにしてくれます。


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本当に頭を垂れるのですね


■優れた人は稲穂のよう?

「実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな」という言葉があります。
実った稲穂のように、中身が優れた人格者ほど頭を下げる大切さを知っている、
学問や人徳が身に付いてくると謙虚になるという意味です。
お米の「実」と人間の「中身」をかけたことわざですね。

他に「実の入る稲は穂を垂れる」、
「実るほど頭の下がる稲穂かな」、
などいろいろなバリエーションがあります。

もしかすると、稲穂を正月に飾るのも、
この言葉を目標とする意味が含まれているのかもしれませんね。

近年までお米を知らなかった英語圏でも、
似たようなことわざがあります。

「一番実りのいい枝が低く垂れるものだ」とか、
「偉い人ほどつつましやかだ」というものです。

どこの国でも、謙虚な人が好まれるのは共通のようですね。

■参考
・コメの育て方
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