
南天、ぶどうの房のように垂れ下がります
南天(ナンテン)は、赤い実をつけることから、
たいへん縁起の良い植物とされています。
「難を転じる」という願掛けの意味もあり、
鬼門や裏鬼門に植えるとさらに良いといわれています。
他に似たような植物としては千両や万両などがありますね。
千両は上向きに実がつきます
■南天・千両・万両の違い
南天・千両・万両を見分けるには、
実のつき方を観察するのがもっともわかりやすいでしょう。
ぶどうの房のように垂れ下がって成るのが南天で、
千両は逆に上向きに実がつきます。
そして、さくらんぼのようなつき方をするのが万両です。
実そのものは、かなり似ていてそっくりですが、
つき方がはっきり違っているので慣れれば見分けやすいですよ。
千両や万両も縁起の良い植物なので、
いくつか植えているというお宅も多いようです。
ちなみに、同じように「両」がついている植物として、
一両・十両・百両もあり、やはり赤い実の成る植物です。

万両はさくらんぼのように実ります
■紅葉しても大丈夫?
南天・千両・万両はどれも常緑樹に分類されますが、
たまに紅葉するタイプのものもあります。
これはそれぞれさらに細かい品種が分かれているため、
「絶対に紅葉しない」というものではないからだそうです。
また、日当たりや植え方、肥料など土の状態など、
さまざまな環境や要素が絡んできます。
そのため、「紅葉した(しない)」からといって、
病気になっている可能性は低いでしょう。

南天の紅葉
花も愛らしいです
紅葉しても葉は落ちずずっとついているので、
その様子もなかなか美しく楽しめます。
紅葉させたい場合は、実が成らない代わりに、
色づきやすいオタフクナンテンなどの種類を選んだり、
吹きさらしの場所に植えるといいでしょう。
基本的に風と日差しが良く当たる場所は色づきやすくなります。
また、シロナンテンは基本的に紅葉しませんので注意しましょう。
こぼれた種でも増えるような生命力の強い植物です。
小さい鉢植えにしてみて、紅葉しそうな場所を、
あちこち検討してみるのも良さそうですね。
確実に紅葉させようと思うのであれば、
苗を買うときにお店の方に相談してみてください。
■参考
・ナンテンの育て方、栽培方法
・ナンテンの実がならない理由は?
・ナンテンの剪定方法

