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元気に育つヤーコン
ヤーコンは、上品な甘みとサクサクした食感が特徴です。
丈夫で病害虫の心配もほとんどないので、
初心者でも育てやすい野菜です。
ヤーコンは、生でも加熱しても食べることができます。
生での利用は、サラダや漬物、酢の物、ジュースなど、
加熱調理は和え物、炒め物、天ぷら、ジャムなど、
工夫次第で様々に利用できます。
■ヤーコンのプランター栽培
・容器
深さが30cm以上で、1株あたり30cm×30cm程度の広さが必要です。
そのため、やや大きめのプランターがあれば栽培できます。
20kg入りの空の肥料袋などを利用しても良いでしょう。
・用土
一般的な野菜用の培養土でよく育ちます。
無肥料の培養土や、庭土などを利用する場合は、
用土10Lあたり堆肥200g、熔リン5gを混合し、
2週間程度おき、その後、化成肥料30gを混合します。
・植え付け
3月〜4月が植え付け適期です。
タネイモを植え付けますが、タネイモには
たくさんの芽がついているので、
芽を含んで10〜20g程度になるよう
切り分けてから、深さ5〜10cmで植え付けます。
株間は30cmとし、植え付けたらたっぷりと水やりをします。
・追肥
本葉6枚のころ、追肥を施します。
1uあたり30〜50gの化成肥料を施します。
生育が思わしくない場合は、
規定の倍率に希釈した液肥を水代わりに与えます。
ただし、ヤーコンは気温が25℃を超えると生育が停滞するので、
これを肥料不足と間違えないよう注意します。
・水やり
ヤーコンは乾燥に比較的強い反面、過湿には弱いので、
土の表面が乾いてから、水やりをするようにします。
ときどきは、底面からの給水も行います。
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ヤーコンは腸でビフィズス菌などの善玉菌の栄養となります
■病害虫
病害虫はほとんど心配ありません。
■収穫
10月以降12月頃まで、収穫できます。
必要に応じて収穫するとよいでしょう。
ただし、収穫が遅れるとイモが裂けることがあるので、
12月中には収穫を終えます。
あらかじめ地上部を刈り取っておくと、収穫しやすいです。


1.大きめの容器を使用します
2.肥料は、早めに用土に鋤きこんでおきます
3.過湿にならないように注意します