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C)Self-published work by Quadell


パースニップ(Parsnip)は日本ではあまりなじみのない野菜ですが、
ヨーロッパ、特にイギリスでは、冬に欠かせない野菜です。
シチューやボルシチ、ポトフに適しています。

こうした、日本でほとんど流通していない野菜を、
食すことができるのも、家庭菜園の醍醐味ですね。

パースニップの品種には、
長さ60cm程度の長形、30cm程度の短形の直根のものが、
多いですが、球形や分岐根の品種もあります。

根は、中空の品種が多いです。

パースニップは、ヨーロッパでは中世から親しまれている野菜で、
最近では抗がん作用があるとして、注目を集めています。 

楽天市場の野菜の、タネのお買い物 「太田のタネ」さんで、
270円+送料100円で販売されていました。


■パースニップの育て方

パースニップの発芽適温・生育適温はともに15〜20℃ほどで、
冷涼を好み、暑さに弱いです。

・畑の準備
タネまき適期は、暖地・中間地で4月下旬〜5月、
寒冷地で5月中旬〜6月中旬です。

タネまきの2週間前に、1uあたり苦土石灰100〜200gをまき、
深さ30cm以上まで、よく耕します。

1週間前になったら、1uあたり堆肥2kg、化成肥料150g、
熔リン50gを混ぜ込み、再び深さ20cm程度まで耕し、
幅60〜75cm、高さ15cmの畝を立てます。

・タネまき
タネまき前に、土が乾いているようなら水やりをして、
あらかじめ湿らせておきます。

厚さ3mm程度の板などで1cm深のまき溝をつけます。
溝に15〜20cm間隔で4〜6粒ずつまいたら覆土し、
クワなどで軽く押さえます。

発芽までには2〜3週間かかりますが、発芽までは
乾燥しないように注意します。

・間引き
本葉が出始めたら葉が重ならないように間引き始め、
本葉2〜3枚までに1本立ちにします。

間引く際は、残す株の根を傷めないように、
地際からハサミなどで切るとよいでしょう。

・追肥と土寄せ
最後の間引きが終わったら、追肥を施します。
1uあたり化成肥料30〜50gを、条間に施します。

追肥後は、軽く中耕・土寄せを行います。


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ポトフにするとおいしいです


■収穫

収穫適期は、暖地・中間地で9月中旬〜12月上旬、
寒冷地で9月下旬〜11月上旬です。

肥大した株から順次収穫します。


■病害虫

パースニップはセリ科のため、セリ科に共通するキアゲハや、
カメムシなどの虫害の他に、アブラムシなどが発生することがあります。

見つけ次第捕殺するか、薬剤で防除します。

ひらめきグッド(上向き矢印)パースニップ栽培アドバイス!
1.発芽までは乾かさないように管理します
2.間引く際は、地際から切り、残す株を傷めないようにします
3.暖地では、越冬させることも可能です
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