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お正月という感じがします


門松や注連飾りといった正月飾りは、
日本のお正月には欠かせないものですね。
年末から売り出されては、人々が購入し飾る様子に年の瀬が感じられます。

正月飾りは、家にその年の幸福を授けてくれる、
年神様を迎えるためのものです。

日本人は元々農耕種族ですので、
年神様もまた農耕の神様なのです。
ですから五穀豊穣を意味するものが多いのだそうです。


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手作りされたそうです


■角松

門松は、平安時代から存在します。
子の日の松と呼ばれる長寿祈願のめでたい松を、
持ち帰る習慣が形を変えたものです。

文字通り家の門に置くものですが、最近ではマンションなどでも置けるよう、
寄せ植え風にアレンジした門松が売られていますね。


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注連飾り、東京ではエビがついているのもあります


■注連飾り

注連飾りは、神社で飾られている注連縄(しめなわ、標縄、七五三縄)の、
小型版に飾りを加えたものだと考えられています。

◎装飾品の意味
紙垂 邪気払いをし神域を表す
ダイダイ、ユズリハ 子孫の繁栄を祈る
ウラジロ 誠実で私利私欲がなく清く正しいこと

注連飾りは、年神様が宿る場所の目印を意味しています。
ここから先へおいでくださいと年神様を招いているわけですね。

鏡餅は、農耕の神様である年神様へのお供え物です。
神事に用いられる八咫鏡(やたのかがみ)を象ったものでもあります。
鏡餅とともに飾る橙や串柿と共に、三種の神器をなぞらえているのです。

他にも破魔矢や羽子板、餅花などいずれも昔からの意味があります。
外国の人達も、日本ならではの正月飾りを見ては伝統行事を評価していますね。
日本が古くから続いているために、伝統もまた守られているのです。


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祇園のお正月


■飾る時期

年神様を迎えるためのものですから、年末から飾っておきます。
12月の27または28日から飾るものが多いですね。

29日に飾るのは二重苦を意味するので縁起が悪いとされています。
また31日に飾るのは、一夜飾りと呼ばれます。
迎える神様にたいへん失礼だということで避けます。

できれば余裕をもっておきたいですが、
飾る機会を失うよりはぎりぎりでも飾り付けを行いましょう。

正月飾りは、松の内である7日まで飾ります。
ただし、旧暦で考えて15日まで飾る地方もあるようです。

どんど焼きがある地方なら、正月飾りをそこで燃やします。
ない場合には、近所の神社で処分を受け持っていないか、
初詣に行かれたときなどに確かめてみてください。
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