.jpg)
施肥はいつ頃に?
クリスマスローズに肥料を与えるのは、秋〜初夏までの期間です。
半休眠期になる夏頃には肥料効果が残らないように調節して肥料を施します。
クリスマスローズの生育が始まるのは、10月ころであると言われますが、
その土地の気候により、9月中旬ころからスタートすることもあるので、
肥料を与えるタイミングを調節しながら、行ってください。
ちなみに、クリスマスローズは、化学肥料・有機質肥料どちらも使えます。
.jpg)
地植えは、鉢植えほど肥料を多く必要としません
■クリスマスローズの元肥と追肥
植え付けの時、植え替えの時、株分けの時に、
緩効性化成肥料を元肥として使います。
その後は、緩効性化成肥料または、
有機質肥料を2ヶ月に1回ほど、追肥として施していきます。
不足した場合に限り、液体肥料を使用する場合もあります。
どの場合も、リン酸分の多いものを、選んで使ってください。
庭植えの株の場合は、元気で花付きが良ければ、追肥は不要です。
生育の悪い時には、ようすを見て追肥を行います。
鉢植えの株の場合は、水やりなどによって、
肥料が流れ出るため、追肥が必要になります。
植え替え後のクリスマスローズ、追肥もしました
■小苗には肥料が必要?
夏の間は肥料は基本的に施しません。
ただし、小苗の場合は、少し変わってくるケースもあります。
Q:クリスマスローズの小苗を育てています。親株と同様に、
肥料は与えないほうが良いのか?
それとも、薄い液体肥料などは、与えたほうが良いのか?
どちらが適しているでしょうか?
A:日本の夏は高温多湿になるため、クリスマスローズは半休眠期に入ります。
この状態の時の肥料は、根を痛める原因になるため、
肥料は与えないほうが良いとされています。
しかし、小苗の場合は、8月のお盆を過ぎたあたりから、
生長しはじめるものもあります。
その際には、葉色や茎、根の動きを見て、生長しているようでであれば、
液体肥料を、15日に1回程度薄めのものを与えると、生育を促せます。
葉が生き生きと色艶があることが、生長の目安の1つです。
■参考
・クリスマスローズ 植え替え
・庭植えのコツは?
・枯れるときの対策は?
・株分けの方法は?
・花が咲かない理由は?
・タネから育てたいときは?
・クリスマスローズ ヘレボルスの育て方