
アオドウガネ
■コガネムシの特徴
コガネムシの成虫は堅い甲羅を持つ甲虫です。
蕾や花、葉を食害します。
色や体の大きさは、種類によって様々です。
成虫では、バラ、クリ、ブドウなどでは被害が大きくなりやすいです。
葉や花をボロボロに食い散らすので、
生育が悪くなったり、観賞価値が大きく下がったりします。
白、乳白色したイモムシ状の幼虫は、
土の中で生活し、植物の根を食害します。
サツマイモではイモの表面をかじり、
そこから細菌が侵入して黒く色が変わって腐ってしまうケースがあります。
庭木、果樹の苗木、幼木、鉢植えの植物でも幼虫に根を食害され、
生育が遅くなったり、枯れてしまう場合があります。

マメコガネ
■コガネムシの種類
・ドウガネブイブイ
体長17〜25mmで成虫は暗い銅色をしています。
イネ科、マメ科の作物、バラ、イチゴ、サツマイモなどに発生します。
・マメコガネ
体長8〜15mmの小型のコガネムシです。
体色は緑ががかった玉虫色です。
イネ科、マメ科の作物、リンゴ、クリ、ブドウなどに発生します。
・ヒメコガネ
体長13〜16mmで体色は暗い藍色、暗い赤胴色など様々です。
マメ科の作物、ゴボウ、サツマイモ、ブドウなどに発生します。
カナブンの幼虫
カブトムシの幼虫とカナブンの幼虫の見分け方は、
カナブンの幼虫はカブトムシより小さく2、3センチ、
カブトムシの幼虫はうつ伏せで這い、
カナブンやコガネムシの幼虫は仰向けに移動します。

セマダラコガネ
■コガネムシの対策
コガネムシは日没後に成虫が飛んできて、
堆肥や腐葉土などの有機物が多い土の中に卵を産みます。
孵化した幼虫は土の中の未熟な有機物を食べて大きくなり、
生長すると周辺の根を食べ始めます。
幼虫の形で秋深くから初冬にかけて土の中深くに潜り、越冬します。
翌年の初夏にサナギから成虫に生長してから地上に飛び出します。
対策としては成虫の産卵を促すエサになるような、
落ち葉、腐葉土、堆肥を取り除き、成虫は見つけ次第捕殺します。
株がぐらついていたり生育が悪い場合は、
土の中に幼虫が住んでいるケースがあります。
1匹、見つけたら10匹は居ますので、土を浅く掘って処分します。
土を耕すときにも注意して観察しましょう。
薬剤を使う時は登録済みの薬を直接成虫にまきます。
あるいは幼虫対策として、定植時に粒剤を土と混ぜ合わせて使います。

