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オーシャンブルー、美しい色と形ですね


琉球アサガオは流通名、正式にはノアサガオと和名でよばれます。
そんな琉球アサガオの品種には、オーシャンブルーや、クリスタルブルー、
といったものがあり、緑のカーテンとしても利用ができます。


■琉球アサガオの特徴は?

琉球アサガオの特徴は、つる性の多年草で、
10メートルくらいつるを伸ばします。
オーシャンブルー、クリスタルブルーが代表種です。

西洋アサガオと比べても丈夫で、開花期も長いのが魅力です。
ただし、開花は日の当たる方向にしか咲かないので、
アーチ仕立ては不向きで、支柱、ネット仕立て、
緑のカーテンにも向いています。

暖い地域では、冬に枯れても地下の根が残り翌シーズンも楽しめます。
マルチングをすると、より元気に越冬します。


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生長が早いので、みごとなグリーンカーテンとなります


■琉球アサガオの育て方

・植え付け
琉球アサガオは、タネのできない植物ですので、
苗を植え付けるところから、栽培がスタートします。

苗は、5月頃より園芸店で入手することができます。
生育は早いので、根詰まりしないように、
気を付けて植え付けるようにしてください。

また、生育がとても旺盛ですので、
できれば地植えが良いでしょう。

1つ1つの苗がグンと大きくなるため、
株間は60センチ〜90センチほど必要です。

大型プランターなら1株でじゅうぶんです。

・置き場所
短日植物であるため、夜間に照明の当たらない、
日当たりで管理を行います。

・仕立て方
琉球アサガオのつるは、10メートル以上にも育ちますので、
つる性植物のためのネット、支柱などで仕立てます。
2階建ての家であれば、ベランダまで緑のカーテンを伸ばすことができます。

この時、ネットがたるまないように両脇に支柱を立て、
しっかりと固定しておくと、綺麗につるを伸ばせます。

・水やり
特に、生育が著しく早い夏場は、朝、夕の1日2回水やりが必要です。
梅雨が明けた後は、1日2回の水やりで、
土中に水が染み込むようにたっぷりと与えましょう。

・追肥
追肥は、1平方メートルあたり、
30グラムほどの化成肥料を、15日〜20日に1回与えます。

液体肥料で、追肥することはできますが、
水やりで流れてしまうこともあるので、置き肥の方が良いでしょう。
したはが黄ばみ花付きが悪くなったら、肥料切れのサインです。


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挿し木、茎伏せで容易に増やせます


・増やし方
5〜6月、8月〜9月のやや涼しい時期に、
つるを1〜2節つけた挿し穂で挿し木をします。
2週間くらいで発根します。

茎伏せや地面を這い発根しているつるを、
掘り取って鉢で育てることもできます。


■病害虫
ヨトウムシ、ハダニ、アブラムシ、オンシツコナジラミなどに気を付けて育てます。
それぞれの病害虫が発生しないように、良く観察し予防をしてください。

■参考
・アサガオの育て方 栽培方法 元気にたくさん咲かそう♪
・朝顔の花が咲かない理由 原因は?
・ヘブンリーブルーの育て方
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