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モロッコインゲンの早取りが美味しかったです


インゲンには、つるを長く伸ばすつるあり種と、
つるが短いつるなし種があります。

つるあり種の方は高い支柱を立てる必要がありますが、
収穫期が長く、収量も多くなります。

一方、つるなし種は収穫期が短く収量も少なくなりますが、
特に支柱の必要もなく、手軽に作ることができます。

タネや苗を購入する時は、どちらの品種か
しっかりと確認しておきましょう。


■品種

つるあり種はドジョウインゲン、白インゲン、ケンタッキーワンダー、
モロッコ、いちず菜豆などが育てやすいです。

つるなし種は、さつきみどりや耐病性のあるアーロンなどがオススメです。


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インゲンの発芽、土を持ち上げて出てきます


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インゲンの新芽


■インゲンの有機栽培

インゲンはマメ科の中でも特に連作障害が出やすいので、
少なくとも3〜4年は間をあけます。

・タネまきと育苗
春まきは5月中旬、夏まきは7月中旬〜下旬が
タネまき適期です。

ポットに腐葉土を入れ、2〜3粒ずつ、約1cmの深さに
タネをまきます。
タネをまいたら、たっぷりと水やりをします。

春まきの場合は、トンネルがけにするなどして、
保温しましょう。

2週間程度で発芽します。
本葉2枚の頃、生育のよい2本を残して間引きます。

・植え付け
本葉3〜4枚の頃、植え付けます。

植え付けの1週間前に、1uあたり約1.5kgの堆肥を混ぜ込み、
よく耕して、高さ10〜20cmの畝を立てます。
畝間は90cmとします。

苗は2本立ちのまま、株間30cmで植え付けます。


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プランターにタネをまいた様子


タネを直まきする場合は、株間30cmで1ヶ所3粒ずつまきます。
害虫予防のためにトンネルがけすると良いでしょう。
本葉2枚の頃、間引いて2本立ちにします。

温度があれば発芽しやすいので、
夏まきは直まきの方が楽でしょう。
ただし、鳥などにタネを食べられやすいため、
本葉が出るまでは鳥よけネットなどを張りましょう。


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鳥にタネを2回食べたれたので、不織布で防除しています


・支柱立てと整枝
つるありインゲンは、支柱を立てる必要があります。

つるが出てきたら、2mほどの支柱を合掌型に立てます。
間にネットを張るとよいでしょう。
特に誘引しなくても、生長するにつれ、つるが絡んでいきます。

風通しが悪いとアブラムシが発生するので、
下の方の葉が混んでいるときは、
わき芽をかいて風通しを良くします。

・追肥
花がつき始めたら、株間に鶏糞かぼかし肥を
1株あたり1つかみずつまきます。

肥料が多すぎるとアブラムシの発生の原因になるので、
アブラムシがついているときは追肥を控えます。


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春まき夏採りのインゲン


■収穫

春まきは6月中旬〜7月下旬、
夏まきは9月下旬〜10月下旬が収穫期です。

長さ10〜13cmが収穫の適期です。
さやの上をハサミで切って収穫します。

実を長くつけすぎると株が弱るので、
大きくなったものから順次、早めに収穫します。

こうして株をいたわってあげると、
長く続けて収穫できます。


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炒め物、おひたし、なんでもおいしいです


■病害虫

病害虫は少ない方ですが、アブラムシとハダニに注意します。

ひらめきグッド(上向き矢印)インゲンの有機栽培アドバイス!
1.追肥の与えすぎに注意します
2.株間を広く取り、風通しを良くします
3.つるあり種の支柱は、合掌型にして風通しを良くします

■参考
・インゲンが発芽しない理由
・アブラムシ 駆除、農薬を使わずに効く方法
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