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家でも農薬はできる限り使わずに栽培しています


家庭菜園で野菜を作るときや野菜を購入するときに、
有機栽培と無農薬栽培って厳密にはどう違うのだろう? と感じました。


■有機栽培と無農薬栽培との違い

有機栽培と無農薬栽培は別の栽培方法です。
有機栽培と無農薬栽培は同じようなものと考えてしまいがちです。
しかしこの二つは全く別の栽培方法なんですね。

・有機栽培(オーガニック)とは
有機栽培とは有機質肥料や堆肥などだけで作物を作る方法です。
有機栽培と表記するには、農薬、化学肥料、土壌改良材などを、
3年間以上使わなかった土壌で栽培するのが最低条件です。

ただし指定された天然原料の農薬は使うことを許可されています。
例えばでんぷんや水アメ、ヤシ油、防虫菊、重層など、
人にも環境にも安心安全な成分を使った農薬があります。

許可された農薬のほとんどは、収穫する前日まで使用できます。
詳しい利用方法は、農薬に書いてあるラベルや説明書を確認しましょう。

虫よけの木として有名なニームを使う方法もあります。l
煎じ汁を薄めて散布すると虫がつかないという実験報告があります。

・無農薬栽培とは
無農薬栽培は文字通り、農薬を使わない栽培方法です。
栽培期間中というところがポイントです。

農薬が土壌に残っていても、
次の年栽培した作物は無農薬栽培として扱えます。
化学肥料は使うことができます。

無農薬と聞くとすべての化学物質を避けたイメージがあります。
しかし実際はそこまで厳密ではありません。
もちろん農薬を使って栽培された野菜よりは安全性は高いです。

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*「有機栽培」については平成11年度からJAS法の認定が必要になりました。
「無農薬」については、平成16年から農林水産省のガイドラインに基づき、
「特別栽培」と表示されています。


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家庭菜園の野菜も高くつきますが、美味しいです!


■有機栽培野菜の特徴

有機栽培の野菜は、一般的な農法の野菜よりも安全性、栄養、味が、
格段によいと思われがちですが、すべてがそうだとは言いきれないようです。

例えば有機栽培の野菜と一般的な農法の野菜の糖度を比べると、
大きな差がなかったり、時には後者の方が味が優れているケースもあります。

これは有機JAS認証制度が味やおいしさを求めているのではなく、
安全第一で化学肥料や農薬の使用を許可していないのが大きな理由のひとつです。

また有機野栽培野菜は、一般的な農法の野菜と比べて土作り、肥料、草取りなど、
すべてに手間暇がかかっているので、どうしても値段が高くなってしまいがちです。

農家の力量によって野菜の質も違ってきます。
はじめは有機野菜農家に詳しい人に紹介してもらい、
安全でおいしい農家や販売元を教えてもらうのも良い方法です。

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