kabu (8).jpg
小カブは手軽に作れます


小カブの育て方は基本的に中カブ・大カブと同じですが、
タネまき後45〜50日で収穫できるので、手軽に栽培できます。

また、地域によってはマルチ・トンネルなどを活用すれば、
一年中栽培することもできます。

カブは非常に品種の数が多い野菜で、
大きさで分類すると、直径15cm以上の大カブ、
直径13cm程度の中カブ、直径5〜6cmの小カブに分けられます。

色も、白や赤、紫など様々ですし、
形も、丸いものから細長いものまで幅広くあります。
地方品種もとりどりにあります。

作りやすいのは、ウイルス病に強い”耐病”品種です。
なかでも、『耐病ひかり』『あやめ雪』『時なし金町』などは、
初心者でも作りやすい小カブです。


kabu.jpg
あやめ雪、育てやすいです


■小カブの育て方

カブは、土壌の水分状況によって、
異状根が発生しやすくなるため、注意します。

採り遅れや、高温が続くと、スが入ることがあります。
多少なら食用に問題ありませんが、
ひどくなると食用にならなくなってしまいます。

裂根は、乾燥後の大雨や採り遅れで発生しやすくなります。
こちらも多少なら食用に問題ありませんが、
ひどくなると食用にならなくなってしまいます。

変形や奇形根は、高温・乾燥下や、
低地温・水分過剰下で発生しやすくなります。
食用には問題ありません。

・用土作り
植え付け2週間前に、1uあたり苦土石灰100gを散布し、
よく混ぜ込みます。

1週間前になったら、1uあたり堆肥2〜3kg、
化成肥料100〜150g、熔リン50gを施し、
深さ20cm程までよく耕し、
幅60〜70cm、高さ5〜10cmの畝を立てます。

・タネまき
カブは、主根が肥大する”直根類”のため、直まきにします。
移植すると根が傷んで又根になりやすくなったり、
生育不良になったりすることがあります。

小カブは地域によっては1年中栽培できますが、
最も栽培しやすいのが秋まき、次いで春まきです。

秋まきは、暖地・中間地では9月〜10月中旬、
寒冷地では8月下旬〜9月中旬がタネまき適期です。

春まきは、暖地・中間地では4月〜5月中旬、
寒冷地では5月中旬〜6月中旬がタネまき適期です。

土が乾いているようならあらかじめ水やりをして、
土を湿らせてからタネをまきます。

厚さ5〜10mmの板で条間10〜15cmで、
2条に植え溝をつけます。

1〜2cm間隔で2〜3粒点まきにしてから覆土し、
クワなどで軽く押さえます。


kabu (1).jpg
もう少し大きくなり本葉の出始めに間引きます


・間引き
最初の間引きは本葉の出始めの頃に行います。
重なりや徒長、異状株を間引きます。

2回目の間引きは本葉2〜3枚の頃、
株間2〜4cmになるように間引きます。

最終間引きは本葉5〜6枚のころ、
株間5〜10cmになるように間引きます。
この時期は根の肥大が始まる時期なので、
遅れないようにします。

間引きは、残す株の葉と根を、
できるだけ動かさないのがポイントです。

・追肥と土寄せ
最後の間引きの直後に追肥を施します。

1uあたり化成肥料50gを、条間か、畝間に施し、
軽く中耕して、株がぐらつかないように土寄せを行います。

・水やり
カブは、たいへん乾燥に弱いため、
極端な乾燥が続くようなら水やりをします。


kabu (5).jpg
タネまき後30〜50日で収穫です


■収穫

収穫適期は品種によって、タネまき後30〜50日、
根の直径3〜6cmと幅があるため、
あらかじめタネ袋などで確認しておきます。

収穫が遅れると繊維質が増え、すじっぽくなったり、
スが入ることもあるため、大きい株から早めに、
収穫するようにします。


kabu (3).jpg
漬物にも美味です


■病害虫

連作すると、アブラナ科共通の連作障害である、
根こぶ病が発生しやすくなるため、連作は避けます。

畑のスペースなどの都合で、どうしても連作する場合は、
根こぶ病の抵抗性品種を利用してもよいでしょう。
抵抗性品種は、品種名の冠に「CR」がついています。

害虫では、アブラムシ、ヨトウムシ類、コナガ、アオムシなどが、
発生しやすいため、こまめにチェックし、
早めの防除を心がけます。

防虫ネットをしても良いでしょう。

ひらめきグッド(上向き矢印)小カブの栽培アドバイス!
1.秋まきが栽培しやすいです
2.極端な乾燥に注意します
3.早めの収穫を心がけます

■参考
・カブの育て方と品種
・カブのプランター栽培|大型容器なら収穫量アップ!
 カテゴリ
 タグ