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C)Tomomarusan クワイ


クワイは中国原産の野菜で、欧米では観賞用として栽培されており、
食用にするのは日本と中国だけです。
「芽が出る」縁起の良い食べ物として日本では食されます。

青クワイと白クワイがあり、
日本では主に青クワイが栽培されています。

クワイといえばおせち料理くらいでしかあまり見かけませんが、
普通に煮物にしたり、素揚げにしたり、
薄くスライスして揚げてクワイチップスにしてもおいしいものです。


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C)Show_ryu クワイの葉


■クワイの育て方

クワイは水生植物のため、水田のように水を張って栽培します。
水田の跡地を利用する場合はそのまま利用できますが、
一般的な畑で栽培する場合は、下記の手順で準備します。

1.深さ10〜20cmのくぼ地を掘ります。
  湿性地の場合はそのままでよいですが、一般的な
  畑の場合は、その下30cmを作土とし、
  作土の下にビニールシートを敷きます。
2.1uあたり苦土石灰100g、堆肥2kg、溶リン50〜100gを
  いれ、全体をよく耕します。
3.水を5〜10cm張り、1〜2週間おきます。

・植え付け
植え付け適期は、暖地・中間地は5月中旬〜7月上旬、
寒冷地は5月下旬〜6月中旬です。

植え付け1週間前に、1uあたり化成肥料50〜100gを施し、
稲作同様に荒かきと代かきをし、表面をレーキなどで
平らにならします。

株間50cm、条間50cmで、5cmほどの深さに植え付け、
水を3cm程度張ります。

茎葉が伸びてくるにしたがい、水深5〜10cmとします。
生育途中、特に肥大が始まる8月下旬以降に水切れになると
肥大が悪くなるので注意します。


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水田跡地を利用すると便利です


・追肥
8月上旬と9月下旬の2回、追肥を施します。

追肥を行う際は、いったん水を落とし、
1uあたり50〜100gの化成肥料を条間に施し、
土とかき混ぜます。

追肥後は、すぐに水を張りなおします。

・葉かき、芽かき
葉が増えすぎると、地下の生育が悪くなるため、
いつも葉が5〜8枚残る程度にして、
他は地際からかき取ります。

枯れた葉や、下の方の葉、新芽(わき芽)を中心に、
取り除きましょう。


■収穫

暖地・中間地は10月下旬〜12月、
寒冷地は11月中旬〜12月上旬が収穫期です。

地上部が黄変したころが目安です。
水を落とし、土を掘りながら傷を付けないように掘り上げます。

収穫の1ヶ月前に地上部を刈り取ると、シブがとれ、
色も良くなります。


■病害虫

赤枯れ病、葉枯れ病などが発生することがありますが、
無病種球を利用し、連作を避ければ、病害はほとんど防げます。

ひらめきグッド(上向き矢印)クワイの栽培アドバイス!
1.水田跡地で栽培すると、管理が楽です
2.水は常に張っておきます
3.無病種球を利用すれば、病気を防げます

■参考
・クワイのプランター栽培|肥料を効かせて多収を目指す!
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