ですので、挿し木をするのであれば、
バラが大きく生長する6月が1年で最も適しています。
■バラ 挿し木の方法
花の咲き終わった枝を、芽が動かない時に挿し木します。
5枚葉(フロリバンダローズの場合は3枚葉でもOK)の充実した場所、
5枚葉を3箇所付けた状態で3節ずつ斜めにカットします。
葉を半分ほどにカットすると水分の蒸発を防ぐことができます。
いちばん左(挿し穂のてっぺん)に芽がついているのがわかりますか?
その後、約3時間ほど水あげしたら挿し穂の完成です。
挿し穂ができた後は、平鉢に鹿沼土小粒を入れて、
割り箸などで挿し穂を挿す穴を、やや斜めに穴をあけておきます。
挿し穂をやや斜めに挿しジョウロなどを用いて、
挿し穂が動かないように、ゆっくりと、たっぷりと水を与えます。
また、多くの品種の挿し木を作る場合、どの品種かが分からなくなるので、
画像のように品種名を記載して管理すると良いでしょう。
■挿し木後の管理
挿し木後は、半日陰で管理するようにし、
水やりは、表面の土が乾き始めた頃に、
たっぷりと与えることを基本としてください。
1ヶ月後、発根のようす(注意:実際にはそっと土ごと掘って鉢上げします)
このように管理すると、約2週間ほどで発根します。
1ヶ月ほど経過したら、やさしく掘り上げ、用土に植え替え(鉢上げ)します。
鉢上げのようす、鉢の置き場所は徐々に日向に変えていきます。
用土は、培養土でも良いですが、挿し木したときの土と似ている性質のほうが、
その後の生長が良いようです。
水やりが多すぎると、発根が遅れることがありますので、
その後は、少々、乾燥気味に育てるのがポイントです。
■参考
・バラの育て方 6月|HT、フロリバンダ 庭植え
・バラの育て方 6月|HT、フロリバンダ 鉢植え
・密閉挿しの方法 画像つき
・ニオイバンマツリ 挿し木(挿し芽)の方法 画像つき
・アジサイの挿し木(挿し芽)の方法 画像つき
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