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害虫のほとんどはシンクイムシです


プルーンは、バラ科サクラ属に分類される落葉小高木です。
別名ヨーロッパスモモとも呼ばれています。

原産地はコーカサス地方です。
国内では中部以北の雨が少ない地域が適しています。
世界的にはアメリカのカリフォルニア州が有名な産地です。

ヨーロッパでは生のスモモをプラム、
乾燥したものをプルーンと呼んでいるようです。

通常、プルーンの木は植え付けてから4〜6年で実が付きはじめ、
8〜12年で成熟します。


■プルーンの害虫防除

1.プルーンの実に卵を産みつける虫
ナシヒメシンクイ、モモシンクイガ、
モモノゴマダラノメイガなどが考えられます。
一般的にはシンクイムシと呼ばれています。

これらの害虫は春先に新しい梢に入り込み、その後に果実へと移動します。


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ハイマダラノメイガの成虫


2.袋がけは非効率です
家の近くに植えつけていると、できるなら薬を撒きたくない気持ちになります。
その場合袋がけなどの作業が必要になります。

収穫出来るのが100〜200個、後9割が食害にあっている割合を考えると、
1000個以上袋がけをしなければならなくなります。
現実的にはこれだけの個数をこなすのは大変なので、薬剤散布をお勧めします。


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袋がけで害虫防除は困難です


3.薬剤散布について
虫が実の中に入ってしまうと退治しにくくなります。
毎年食害をつけている場所では早目に、
モスピラン水溶剤、ダイアジノン水和剤、
スミチオン乳剤、浸透移行性剤のオルトラン水和剤などを散布します。

安全上の注意点として体調が悪い時は避けます。
農薬用マスク、不浸透性手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用しましょう。
また小さな子供が間違って飲まないよう、誤飲に注意します。

万一目に入った時はすぐに水で洗い流します。
皮膚に触れてしまった場合はすぐに石けんで洗い流します

風向きを考えて隣の家や、ペット、洗濯物などに
散布薬がつかないよう十分に注意します。

4.薬剤の購入方法
一般のホームセンターでは取り扱っていないケースがあります。
農家も利用しているようなホームセンター、園芸資材を扱っているネット販売、
農協などで害虫にあった薬剤を訊き購入しましょう。

■参考
・プルーンの育て方と剪定
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