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ラ・フランス La France ハイブリッド ティー ローズ
花びらが薄く繊細で幾重にもなる大輪花、芳香も良く四季咲き性でよく咲きます


3月頃になると、まだまだ寒いとは感じるものの、
気温の点では徐々に春に向かって暖かくなっていきます。

この頃のハイブリッドティー、フロリバンダローズは、
気温の上昇により、芽が伸び始め、
葉が展開していく生長期を迎えます。

立派で元気な花を咲かせるためには、
3月〜4月にかけての作業がたいへん重要ですので、
この間の栽培管理には十分注意しバラを育てて行きましょう。


なお、3月のバラの管理に関してはハイブリッドティー、フロリバンダローズ
ともに同様の管理を行います。


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マーガレット・メリル Margaret Merril フロリバンダ ローズ
美しいフリルのアイボリーの花びらは、咲き始めは淡いピンクの差し色があり、
シベも赤みがかって愛らしいです。芳香も魅力的


■ハイブリッドティー、フロリバンダローズの庭植えの管理

・水やり
元肥として与えた肥料の効果を最大限感じられるように、
晴れの日が続いた場合は、1株に対し15リットルの水を週1で与えます。

また、乾きやすくなる頃ですのでマルチングをしていなければ、
敷き藁、落ち葉、ピートモスなどを使って、乾燥対策をします。
これは同時に、土の跳ね返り、雑草の予防にも繋がるので一石二鳥です。

・肥料
緩効性の化成肥料を使います。
また、有機質肥料を使わなかった場合は液体肥料を3回に分けて、
水やり代わりに1000倍液を与えておきます。

肥料のあげすぎは、バラを育てるとき気をつけたいことです。
茎が徒長してしまったり、開花した時にダブルセンターとなったり、
ブルヘッドになってしまうこともあります。

◎ダブルセンターとは?
花の芯が2つに割れた状態で咲いてしまうことです

◎ブルヘッドとは?
蕾の部分が固くなって開かなくなってしまうことです

1月〜2月の期間に元肥を与えなかった場合や肥料が少ない場合は、
緩効性化成肥料を1株に対して200グラムずつほど、
株元から40センチほど話して周囲にまくとよいです。


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パパ・メイアン Papa Meilland ハイブリッド ティー ローズ
ビロードのような輝く花びらで黒バラの代表格、芳香も素晴らしいです


前回の記事では、3月のハイブリッドティー、フロリバンダローズ、
この2つの庭植えの管理方法について、紹介しました。

この頃のハイブリッドティー、フロリバンダローズなどは、
生育状況が良い健康な木の場合、1箇所から3本以上の芽数が出ることもあります。

1箇所に芽数が多くなってしまうと枝が弱くなってしまうので、
芽かきなどの作業も重要になります。

水やり、芽かき、剪定と整枝などのお手入れを、
しっかりと行うことが、良い花を咲かせるポイントとなります。


■3月のハイブリッドティー、フロリバンダローズの主な作業

・芽かき
木が元気な状態であれば、3月頃芽がどんどんでてきます。
元気が良い箇所は1箇所につき数本の芽が出ることもありますので、
この時は芽かきを行なって、バランスを整えてあげるのが重要です。

芽かきの方法ですが、中心となる良い健康な脇芽を残して、
それ以外をかきとっていきます。また、日陰になってしまうような芽や、
貧弱な芽なども一緒に摘み取ってください。

こうすることで、枝の健康状態を保つことが出来ます。
また、3月のバラの芽かきは手で行うことが出来るので、
道具は必要ありません。


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ブルーバユー Blue Bajou フロリバンダ ローズ
紫系品種の中でも青が強くシルバーがかり不思議な色合い、多花性で四季咲き性です


・剪定と整枝
植えつけたバラや、移植したバラは、枝の先端あたりが、
枯れてしまうこともあります。そんな時は、芽がしっかり育っている所まで、
切り戻しておきましょう。

・植え付けと移植
気温の上昇により、3月頃は芽がどんどん動き出す時期です。
そのため、大苗の植え付けは遅くとも3月の上旬くらいまでに行います。

新苗については、霜の心配がなくなる3月中旬以降が目安です。
この時の植え付け場所ですが、5時間以上の日光が当たる場所、
通気性に優れている場所、水はけの良い場所に行います。

大体面積は、1株あたり約70平方センチメートルが必要となりますので、
そのスペースが確保出来ない場合は、大鉢などを使って柔軟に対応しましょう。

*バラのお写真は、ローズ・ブランシュさまにご協力いただきました。
http://bara.hanasozai.com/
素晴らしいお写真をありがとうございます。
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