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カーネーション、よく見ると大人ぽい雰囲気です


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アレンジメントフラワーも人気があります


2013年の母の日は、5月12日です。
毎年、5月の第2日曜日が母の日になっています。

さて、カーネーションはナデシコ科ダイアンサス属の多年草です。
原産地は地中海沿岸で、比較的寒さには強い植物です。

属名のダイアンサスは、「神の花」の意味を持っています。
カーネーションの歴史は古く、古代ギリシア時代には、
すでに栽培されていた記録が残っています。

ギリシャ神話ではソニクスがカーネーションで冠を作り、
アポロンの神殿に飾ったという逸話が残っています。

日本には江戸時代初期にオランダから渡来してきました。
数多くの園芸品種がつくられていますが、
一茎に数輪の花を咲かせるスプレータイプの品種が
一般的に多く出回っています。


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赤いカーネーションは、やはりかわいいですね


■カーネーション 花後の管理

1.カーネーションの起源は?
カーネーションの起源は、中国産のセキチクと
南欧原産のダイアンサス・カリオフィラスが交配されて
出来上ったと言われています。

現在のカーネーションはその後何種類かの宿根ダイアンサスが、
色々と組み合わさって作られた経緯があります。

2.一季咲きと四季咲きの違いは?
カーネーションには一季咲きと四季咲きの2種類があります。
最近よく見かける矮性種の鉢花用は、ほとんどが四季咲きです。

一季咲きのカーネーションは冬の低温にあわないと花が咲きません。
しかし四季咲きの品種はその必要がないため、
夏を上手く越すと秋に花を咲かせてくれます。


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鉢花は花後に切り戻してあげましょう


3.花後の切り戻しをしましょう
最初の花が咲き終わったら、茎を2分の1ぐらいに切り戻します。
そして今までよりも一回り大きなサイズの鉢に、
肥沃で水はけのよい土を用意します。

このように準備しておくと、わき芽が育ち、
たくさんの花を楽しむことが可能になります。

2番花が終わったら、2回目の切り戻しを行います。
植え替えの必要はありません。

4.カーネーションを育てる環境作り
カーネーションは夏の過湿と高温を嫌います。
だから6月以降は日当たりと風通しがよく、
雨が当たらない場所で育てます。

水は土の表面が十分に乾いたら、与えるようにします。
肥料は10日に一回のペースで、
1000倍に薄めた液体肥料を与えます。
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