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■スイカ栽培の方法と流れ

夏を代表する野菜であるスイカ。
水分が多く甘くておいしいですね。

家で作ったスイカは、信じられないほどジューシーで美味です!
そんなスイカを自分で栽培してみたい!と思われる方も多いでしょう。

ここでは自分でスイカ栽培をする方法と、
収穫までの大まかな流れをご説明します。

*より詳しくは青いリンクを参照してください。


▼土壌を整備する

スイカ栽培を始める前に行う大切な作業です。
植えつける2週間ほど前には土壌環境を整備しておきます。

堆肥と石灰を混ぜたものを用意します。
初めて作物を栽培する場合は野菜用の培養土を入れるのも良いですが、
肥料分を入れすぎると蔓ボケ(蔓の肥大や伸びすぎ)を起こすので、
少量にとどめておいたほうが良いでしょう。

・スイカ栽培の土壌環境|甘く大きな収穫のために


▼種から育てる? 苗から育てる?

スイカ栽培には種から育てる方法と、苗から育てる方法があります。

種から育てる場合には、3月中旬から4月中旬の時期に種まきをします。
発芽させるためには温度管理が必要になります。

また、種から育てる場合は病気に弱いので、
初心者の場合は病気に強い接ぎ木のされた、
スイカの苗から育てるのがオススメです。
苗から育てる場合は植えつけるのは4〜5月になります。

・スイカ栽培 タネまきの方法


▼土に植え付ける

あらかじめ10cm程度の畝(うね)を作っておき、そこに植えます。
土に苗を植えたら黒マルチ(黒いビニールのようなものです)をかぶせます。

苗の部分だけ穴を開けて苗は黒マルチの下にならないようにします。
これは、地熱の抑制と雑草が生えないようにするための処理です。
できれば、さらにビニールテントを張ると効果が上がります。


▼摘芯

だんだんと苗が生長してきたら、摘芯を行います。
本葉が5枚程度・親づるの節が5〜6個程度になったら親づるの先端を切除します。
その後子づるを2〜4本残し、孫づるに関してはすべて取り除きます。

・スイカ栽培、摘心・受粉のコツ!


▼受粉

結実させるために雌花に受粉させる必要があります。
勝手に受粉する可能性は低いので人間の手で行います。
元気な雄花を取って、雌花にこするように花粉をつけます。


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▼結実したら

ビニールテントをかけている場合ははずし、
実を保護するために藁などをしきます。

つるを上にして、大きさが増してきたら同じ面が接地しないように、
接地面を回転させて変えてあげましょう。

▼収穫

受粉してから50日程度で収穫の時期を迎えます。
収穫後2〜3日後が食べ頃です。

・スイカの実にヒビが入る、割れる理由は?


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小玉スイカならプランターや鉢で育てられます。
詳しくは、下記をご覧下さい。

・小玉スイカの育て方 栽培方法
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