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3月下旬から咲き始めます


フウリンソウ(カンパニュラ・メディウム)は、
キキョウ科ホタルブクロ属の植物です。
総称として呼ばれており、北半球の温帯に300種類ほど分布しています。

カンパニュラはラテン語の「鐘」の意味から由来しています。
花の形状が鐘に似ていることから名前がつけられました。

フウリンソウは、別名カンパニュラ・メディウムとも呼ばれています。

南ヨーロッパ原産の草花で、
日本には明治時代初期、渡来してきたと言われています。


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愛らしい釣鐘の形が人気です


■フウリンソウが咲かない理由

1、タネをまく時期が遅い

春になっても花が咲かない場合に一番考えられる原因は、
タネをまく時期が遅かった可能性が高いです。

フウリンソウは春にタネをまき、
翌春以降に花を咲かせて枯れる2年草として扱われています。

ある程度成長した株が冬の低温環境に慣れることで、
次の年の春、花が咲く性質を持っています。

タネをまく時期は、5月または9月が適しています。 

春にまいた場合夏を上手く越すと、
冬までにしっかりとした株に生長するので、
翌春花を咲かせてくれます。

しかし秋が深まった時期にタネをまいてしまうと、
冬の時期になって株が未熟なため、寒さに適応できません。
そのため翌春花が咲かないことがあるのです。

この場合はもう一年見送り、次の春に花が咲くよう育てます。

◎気温が高い地域は秋まきがおすすめです
夏の暑さが厳しい地域は、幼い苗を夏越しさせるのが大変なので、
秋にタネをまく方法がおすすめです。

ただし9月中にはタネをまいておき、
冬が来る前に苗をしっかりと育て、
早目に花檀に植え替えられるように準備します。
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