
シュウメイギクはアネモネの仲間です
シュウメイギクの名前の由来は、和名で「秋明菊」の意味からきています。、
京都北部の貴船にも多く見られるので、別名「貴船菊」とも呼ばれています。
原産は古い時代に中国から渡来し、野生化したものだと言われています。
本州、四国、九州の里山や山野に自生する多年草です。
名前にキクがついていますが、アネモネ属の草花です。
英語ではジャパニーズ・アネモネ(Japanese anemone)と呼ばれています。
名前の通り9月中旬〜11月ごろまで、
秋のまっさかりに開花する名前の通りの咲き方をします。
シュウメイギクが枯れてしまうことがあります。
原因を探って、枯れないように世話をするコツをご紹介します。

乾燥が苦手です
■シュウメイギクが枯れる理由
1.肥沃で湿気の多い土壌を好みます
もし、夏のに枯れてしまった場合、まずは植え場所をチェックします。
ジュウメイギクはアネモネ属なので、乾燥した場所に植えると
ハダニを発生し、株が弱ってしまう環境を作ってしまいます。
具体的に理想の場所は、生け垣の庭木の近く、
庭木の下や家の北側の場所など湿気が多い土壌を好みます。
2.白絹病の可能性が
枯れてしまった理由のひとつに病気にかかってしまった可能性があります。
根を掘り上げてみて、根に白い絹糸のような白いカビが発生していたら
白絹病にかかってしまっています。
白絹病にかからない環境づくりとしては、
土が乾きやすい場所に植える場合は、腐葉土と堆肥を多くすき込んでから植えます。
また梅雨が明けてから乾燥しやすくなる季節なので、
根の周りにワラを敷き、2〜3日おきには十分に水を与え、乾燥させないよう注意します。

日なたに強い品種を選ぶと、世話をしやすいです
◎日なたに強い品種を選びましょう
日なたに植える場合は、近縁種のアネモネ・ヴィチフォリア、
別名タイワンシュウメイギクとの交配種も
同じシュウメイギクの名前で店頭に並んでいます。
この品種の方が日なたに強いので、
庭植えなど植え場所が動かせない場合は選択するのも一つの方法です。
■参考
・シュウメイギクの花が咲かない理由
・シュウメイギクの株分けと根伏せ