.jpg)
ツバキの樹高は1.5〜7mと品種によって高さが異なります。
ふやし方は挿し木、接ぎ木、実生で可能です。
ツバキは刈り込みでも耐えます。
しかし丁寧に透かし剪定を行った方が、鑑賞価値が高まります。
ツバキの透かし剪定の程度は、小鳥が止まれるぐらい、
葉や枝の間から主幹が透けて見えるぐらいが理想とされています。
透かしすぎて内部に日が当たり過ぎると、
幹が焼けてしまうので注意が必要です。
.jpg)
見るからに痒そう!
■チャドクガ対策について
1.チャドクガについて
ツバキやサザンカなどの病害虫の中で、
チャドクガが一番人間に対して害を与えます。
チャドクガの幼虫は5月と7月〜9月にかけて、
ツバキやサザンカの葉を食べてしまいます。
さらに幼虫は毒毛を持っています。
この毒毛に触れてしまうと、かぶれてひどいかゆみを伴います。
猛烈なかゆみでかかずにはいられないので、注意が必要です。
めまいや発熱をともなうことがあるので医者に行くのが安心です。
2.チャドクガが発生しないための対策
まず風通しをよくし、葉の隅々まで見えるようにします。
すると初期の段階で発見しやすくなり、被害を最小限にできます。
卵の段階で切り取って潰してしまうのが、一番簡単な対策法です。
チャドクガの幼虫は夜間から朝方に活動します。
葉裏にいるのを見つけた時に、葉ごと切り取りそのまま焼却します。
この時も直接触れないように注意します。
害が広がってしまってからは、ディプテレックス乳剤や
スミチオン乳剤を散布します。
薬剤をかけて死んだ幼虫も、
周りに飛び散った毒毛に触れてもかぶれます。
用心に用心を重ねて処理をしましょう。
.jpg)
用心して駆除してください
>>ツバキのわかりやすい育て方はこちらです