スズランのような花がたいへん可愛らしいです
スズランエリカは、学名がエリカ・フォルモーサと呼ばれています。
南アフリカ原産の半耐寒性の常緑性の樹木です。
エリカの名前の由来は、ギリシャ語ereike(エレイケー)、
砕くと言う意味から呼ばれている説があります。
エリカが身体の胆石をとる(砕く)薬効があるので、
名前がついた説もあります。
スズランエリカは名前の通りスズランのように
枝の分岐がとても多いので、
びっちりと白く小さな花が群がって咲きます。
開花期は、2〜5月です。
鉢で栽培する方が四季を通じて管理しやすいです
■スズランエリカ 栽培のコツ
1.日本では栽培が難しい植物です
エリカは、大きく分類すると、
南アフリカ原産とヨーロッパ原産の2種類があります。
スズランエリカは南アフリカが原産です。
この地方は夏は乾燥し、雨が大変少ないです。
冬は適度な湿度があり、日本の気候とはかなり違います。
特に夏の暑さには弱く蒸れて枯れやすいため、
日本での栽培は、やや上級者向きと言えます。
2.水やりに注意します
スズランエリカは秋から春が生育期です。
この時期に水を与えること忘れてしまうと、
葉や花を落としてしまいます。
根は細く、浅い根しか生えてこないので、
水切れには細心の注意が必要です。
また冬の室内は乾燥しやすいので、霧水をかけるのも有効です。
暖房が強すぎないように気をつけましょう。
また、水の与えすぎにも弱く、根腐れします。
真夏の湿度と高温が苦手なので、
半日陰の涼しい場所で管理しましょう。
■参考
・エリカの種類と画像
・エリカのわかりやすい育て方 栽培方法