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赤花は芳香が強いです
ジンチョウゲ(沈丁花)はジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の常緑低木です。
原産地は中国です。日本では東北南部より以南で栽培できます。
早春の2月〜3月に香りのよい小花がまとまって咲きます。
春の訪れを感じさせる人気が高い花木です。
雌雄異株ですが、日本にあるのはほとんど雄株です。
最近は雌株も導入されてきましたが、
まだほとんど普及されていません。
種類は白い花が咲くシロバナジンチョウゲ、
斑入り種、矮性種、赤い実がなるミナリジンチョウゲなどがあります。
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白花はやや弱い香りで清楚な雰囲気です
■ジンチョウゲを移植するコツ
1.移植を嫌う性質があります
ジンチョウゲはゴボウのような根のため細い根を持っていません。
そのため老木や大木の移植は難しいです。
若い木のうちならまだ普通に移植は可能です。
しかし老木は樹冠の幅が80cmぐらいの大きさだと困難になります。
もし移植を行うとしたら3月下旬〜4月上旬と、
5月中旬〜6月下旬が適しています。
2.挿し木の更新
ジンチョウゲは挿し木でふやすことは簡単です。
苗を作って更新した方が移植するより育てやすいです。
時期は移植と同じです。
3月には去年の枝を、5月には今年の枝を挿します。
枝先を15cmぐらいに切り、挿し穂を作ります。
半日ほど水あげを行い、水はけのよい赤玉土、鹿沼土などに挿します。
■参考
・ジンチョウゲの病気と対策
・ジンチョウゲ(沈丁花)の育て方、剪定方法
・ジンチョウゲ 鉢植えの育て方