ハゴロモジャスミンはモクセイ科
ジャスミナム属のつる性の低木です。

属名のジャスミナムは、マツリカのアラビア名
yasminに由来しています。
たくさんの花が集まっている意味から呼ばれています。

原産地は中国南部です。
アメリカやヨーロッパでは観葉植物として栽培されています。

店頭には鉢花として並びますが、
生垣としてフェンスや壁をカバーする目的で使用されることもあります。


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花後は切り戻し剪定で、樹勢と形を保ちましょう


■ハゴロモジャスミンの剪定方法

1.ハゴロモジャスミンの特性
ハゴロモジャスミンは4月〜5月に花を咲かせます。
しかし店頭に並んでいる鉢花は促成開花させているものが多く、
冬の季節でもすでにつるは長く伸び、支柱に誘引されています。

花が終わった後、何も手入れをせず放置しておくと、
さらにつるが伸びて、まとまりがない姿になってしまいます。

2.ハゴロモジャスミン花後の剪定
花が終わったら、7月下旬〜9月上旬ころに、
開花枝、徒長枝を切り戻します。

根が鉢の中で回りきって窮屈な場合は、
ひとまわり大きなサイズの鉢に植え替えます。

鉢から抜いた時に古い土を半分ぐらい落とします。
残りの半分の新しい土は、水はけのよい培養土にします。
そして新しい支柱を添えてあげましょう。

その後もつるはどんどん伸びてきます。
支柱の空いている場所につるを誘引して絡ませます。
要所をひもで結んで固定するとまとまります。

全体に伸びすぎたら、夏までに摘芯を行い、
芽数をふやすように管理します。

>>ジャスミン類の分かりやすい育て方はこちらです
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