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乾燥中のラッカセイ「ぼっち」

C)pochi ラッカセイ、じょうずに育てると大収穫!
ラッカセイ(落花生)は花を咲かせた後、花のすぐ下から
「子房柄(しぼうへい)」と呼ばれる細い枝のようなものが
伸びてきて、その先が土中に潜り込み、
先端に実をつけるという、とても珍しい作物です。
お子さんと一緒に育てると、とても喜ぶこと請け合いです。
■ラッカセイ栽培のコツ
ラッカセイ栽培のポイントは、なんといっても
中耕・土寄せと水やりです。
中耕と土寄せを怠ると、2〜3割は収量が落ちる、
といわれています。
中耕と土寄せが大切なのは、
ラッカセイは子房柄を土中にもぐらせるため、
土をやわらかくしておくことが必要だからです。
ラッカセイの花が咲き始めたら、1uあたり約30gの
化成肥料を追肥し、周囲の土の表面を小クマデなどで
軽く削ってやわらかくする、中耕をします。
その後、クワなどで、茎葉が埋まらない程度に
株元へたっぷり土寄せをします。
中耕には、子房柄が土中にもぐりやすくする働きの他にも、
土をやわらかくすることにより、水分や養分、酸素を根から
吸収されやする働きもありますし、除草も兼ねています。

C)opippi 子房柄が土中に入ったら、中耕と土寄せは控えましょう
一方、子房柄が土中に入ってしまったら、
誤って子房柄を切ってしまわないように、
中耕と土寄せは控えます。
周囲に生えてきた雑草なども、むやみに抜かないようにします。
また、タネまき時にポリマルチをした場合は、子房柄が
スムーズに土中にもぐり込めるよう、花が咲き始めたら
はがしてしまいましょう。
ラッカセイ栽培のもう一つのポイント、水やりについてですが、
土壌が乾くと実のないサヤが多くなり、実の太りも悪くなるため、
適宜水やりをして、水切れにならないように注意します。

家庭菜園の香り、いただきます♪