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ぶどう園の多くは棚仕立てです


ブドウは世界各地で栽培されている、
ブドウ科のつる性の落葉樹です。

大きく分けて3種類の品種に分類されます。
ヨーロッパ生まれの品種は日本の気候では栽培しにくいので、
アメリカ生まれまたは中間雑種などが、家庭栽培向きです。

剪定と誘引で、いろんなスタイルで育てられるのも、
ブドウ栽培の醍醐味といえるでしょう。


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フェンスなどに誘引しても良いですね


■ブドウの仕立て方は? 

1.庭植えとして育てる場合
ブドウは生育がとてもおう盛で、ひ弱な支柱だと、
つるの重みに耐えられない可能性が大きいです。

庭にある程度の空間があれば、
支柱に誘引するスタイルでもよいでしょう。

生産農家のようなブドウ棚を作るのも手間がかかりますので、
塀やベランダの鉄柵のようなものを利用するのもひとつの方法です。

主なつるを誘引しておけば、形は出来上がってきます。

2.剪定は冬に行う
ブドウの剪定は冬の落葉時に作業を行います。

日当たりの妨げにならないように、
枝にゆったりと空間をもたせ、
新梢は半分くらいに切り詰めてもよいです。

主なる枝を1〜2本にするのが基本ですが、
予備の枝を1本確保します。

樹勢が強くなりすぎないように、品種や状態に応じて、
枝の付け根から2〜3芽、7〜8芽ほどを残して切り詰めます。


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C)吉本花城園 行灯作りでも楽しめます


3.鉢植えで育てる場合
ブドウの鉢植えはではあんどん仕立てのものも、
見かけるようになりました。

主幹を支える支柱はしっかりしたものがよいでしょう。
元気で勢いのある新梢をまっすぐになるように育て、
株元の不要なものは切ってもかまいません。

本格的な誘引は、落葉が終わった冬に、
まきつけるなどしましょう。

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■参考
・ぶどうの育て方1、おいしい実をいっぱいつけるはこちらです
・ぶどうの育て方2、剪定、摘果と袋かけはこちらです
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