
トウモロコシ畑
ベランダ菜園が盛んですが、トウモロコシはプランター栽培が、
難しい野菜です。
トウモロコシは草丈1.5〜2mにまで伸び、肥料も多く必要とするため、
大きなプランターに植え付け、肥料切れに気をつける必要があります。
しかし、トウモロコシは最低でも5〜6本おどまとめ植えしないと、
実がつかないことも多いので、スペースが限られているベランダ菜園には、
おすすめできません。
■クリーニングクロップとは?
クリーニングクロップとは、『お掃除作物』という意味です。
お掃除というのは、畑に蓄積された余分な養分を吸収して、
土壌環境をリセットしてくれるという意味です。
トウモロコシはほかのイネ科の植物同様肥料を、
たくさん吸収する力(吸肥力)が高く、
しかもイネ科なので連作障害がなく、
土壌病害虫の増殖を抑制する効果もあります。
さらにおいしい実もできますし、収穫後は茎葉を畑に鋤き込めば、
緑肥にもなるので、クリーニングクロップとしては最適の野菜で、
数年に一度、家庭菜園の輪作体系に組み込むとよいでしょう。
緑肥として利用するときは、5〜10cmに切ってから鋤き込みます。
後作は、1ヵ月半ほどたって、茎葉が分解してから行いましょう。
収穫後の株は、緑肥にするほかにも、ナスやサトイモなど、
乾燥が苦手な野菜の株元に敷いてマルチ代わりにも使えます。
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