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エダマメ、実入りが悪いと残念


エダマメを株ごと抜くと、根に丸い小さな粒が、
ついているのが観察できます。

これは病気や害虫の被害ではなく、
マメ科植物の根の組織内に寄生した、
根粒菌がつくった”根粒”です。

”寄生”というと悪いイメージを持ちがちですが、
マメ科の植物と根粒菌の関係は良いものです。

根粒菌がマメの養分や水をもらう代わりに、
土の中の空気から、肥料にもなる窒素分を合成して、
エダマメに送るという、助け合いの関係で、
”共生”ともいいます。


■エダマメの実がならない理由は?

エダマメなどマメ科の植物は、
根粒菌により窒素分を補給されているので、
普通に肥料を施していると、窒素過多になり、
枝や葉ばかりが茂って実つきが悪くなる、
”つるボケ”になってしまいます。

窒素肥料は、通常の半分程度にしましょう。

肥料を少なめにしたにもかかわらず、
実つきや実入りが悪い場合は、
カメムシなどの害虫の影響が考えられます。

株全体をチェックしてみましょう。


■エダマメの実が大きくならない理由は?

実がつかない場合と同様、窒素分が多すぎると、
マメの入りが悪かったり、未熟なさやが多くなったりします。

また、中晩生〜晩成種を早まきしても、
マメができにくくなります。


以上のことを参考に、充実したエダマメを育ててみましょう。


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エダマメの発芽


ちなみにエダマメを収穫せずに10月頃まで畑において、
さやが茶色く枯れるまで待つと、タネを取ることができます。

タネはよく乾燥させたあと、採種した日付を書いた封筒などに入れ、
封筒ごと乾燥剤と一緒に密閉容器に入れ、冷暗所で保存します。

在来種を育てたときなどは、ぜひタネを取って、
来年も育ててみると楽しさもひときわです。

>>エダマメの分かりやすい育て方はこちらです
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