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トウガラシ、真夏に美しい赤


トウガラシ(唐辛子,red pepper)はほとんど手入れもいらず、
簡単に栽培できる野菜なので、初心者にもお勧めです。

トウガラシは、ナス科の1年草で、
別名レッドペッパー、タカノツメと呼ばれています。

果実は生で利用しますが、酢漬やオイル漬にしたり、
乾燥させたり、粉状やペースト状などにして保存し、
利用されます。

トウガラシに含まれるカプサイシンと呼ばれる成分が、
新陳代謝を促してダイエットを助けるとして、
注目されています。

・品種
トウガラシには非常にたくさんの種類があり、
品種によって果実の形や大きさに種類がありますが、
いずれも若いうちは緑色で、熟すにつれ黄色から赤色、
または紫黒色となります。

果肉や種子には辛味があるのが一般的ですが、
辛味のない品種もあります。

普通のお店では手に入りづらい品種を育てることができるのも、
家庭菜園の楽しみのひとつです。

ハバネロは、数年前まで世界で一番辛いトウガラシとして
知られていた品種です。
ピーマンを小さくしたような丸みを帯びた形をしています。

沖縄トウガラシは、島トウガラシとも呼ばれ、
沖縄や九州で作られている非常に辛いトウガラシです。

ハラペーニョは、サルサなどラテンアメリカ料理に欠かせない、
緑色のトウガラシです。


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トウガラシの花


トウガラシ育て方 栽培方法

・栽培環境
トウガラシは日当たりを好むため、
充分に日光の当たる場所で栽培します。

真夏の直射日光で葉や実が多少焼けることがありますが、
それほどひどくはならないので、日よけは必要ありません。

・土作り
水はけがよく、有機質が多い用土が理想です。
赤玉土6に対して腐葉土4の土に堆肥を漉き込みます。

酸性が苦手なので、植え付け2週間前に、
苦土石灰を混ぜておきます。

・タネまき
発芽温度が高く、十分な大きさの苗に育つのに、
2ヶ月以上かかります。
初心者にはタネから育成するのは難しいので、
苗を購入することをお勧めします。

・植え付け
5月上旬〜5月下旬、十分に暖かくなったら、
本葉が10枚以上出ている苗を購入し、植え付けます。

植え付けたら、株元を軽く押さえて土と密着させ、
株の周囲に浅いくぼみを作り、水がたまるようにしてから、
たっぷりと水やりをします。

株元にわらや腐葉土を敷き、
保温と、雨水などの跳ね返りを防ぎます。

・芽かき
5月中旬〜6月上旬、一番花がついたら、
それより下のわき芽をすべて摘み取ってしまいます。

芽かきを行わないと、枝が充実せず、
花つきや実つきが悪くなります。

・支柱立て
6月上旬〜6月中旬、植え付けから1ヶ月ほどたったら、
支柱を立てます。

株元から5cmほど離れたところに、長さ1.5mほどの
支柱を立て、株を紐で八の字にゆるくしばり支えます。

・追肥と土寄せ
5月中旬〜9月中旬、1ヶ月に1〜2回程度追肥を施します。

株元のわらをはずし、株の周囲に、
1株あたり軽く1握り(約10g)の発酵油かすなどを施し、
土と混ぜて株元に寄せます。

追肥後は、敷きわらを株元に戻します。
窒素分を多く施すと実つきが悪くなるので、控えめにします。

・水やり
トウガラシの根は浅く張るので、水切れに注意します。
土の表面が乾いていたら、たっぷりと水を与えます。


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トウガラシ、ドライフラワー、リースにもきれいです


■収穫

7月下旬〜10月、実が赤くなったら随時収穫します。

実のほとんどが赤くなったら、株元から切り取って
株全体を収穫し、雨のあたらない
風通しのよい場所で乾燥させます。


■病害虫

アブラムシがつくことがあります。
病気は、モザイクウイルスに注意します。

>>葉唐辛子の佃煮の作り方はこちらです