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イチジク(無花果)は西日本を中心に、
家庭栽培でも人気がある果樹です。

熟した実は生食もおいしく、
シロップ漬けやジャムなどに調理して、
食べられるのが定番のようです。

イチジクは店頭に並ばない品種も数多くありますので、
自家製ならではの味を堪能できるでしょう。


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イチジクはジャムや西洋料理にもおいしいです


イチジク無花果)の剪定方法は?

1.落葉してから行う
イチジクの剪定は、完全に落葉した2月ころが適期です。
混み合った枝を切り詰め、古い枝は基部から切り落とします。
前年に伸びた新梢は、3〜5芽程度を残して切り戻しましょう。
樹勢が強く上に向かって次々と枝を伸ばしますので、
樹高が高くなりやすく、手入れが厳しくなるので注意します。
蓬莱柿は苗が若いときの強い切り戻しをしない方が、
その後の管理が楽でしょう。

また、4月〜5月に、日照と風通しを良くするように、
枝が混んでいるところを、数回透かし剪定します。 


2.夏果を収穫したいとき
夏果種および夏果秋果兼用種の剪定をする場合は、
花芽を切り落すような失敗をしやすいです。
イチジクの夏に収穫するには、前年度の枝を残す必要があります。
強剪定はおすすめできませんが、内側に伸びる枝を間引くなど、
不要な枝を落とすとよいです。
多めに枝を残すと、日当たりが悪くなったり、
果実が肥大しにくいので加減しながら剪定作業をしましょう。


3.予備の苗づくりをする

イチジクは病害虫や寒さなどにあたって、
突然枯れる事があります。
もともと強健で育てやすいので、
剪定を終えた後の枝を挿し穂として、
苗を確保しておくと安心です。
挿し木によい時期は3〜4月になりますが、
挿し穂が出来たら水差しをしておくと発根するので、
鉢上げができます。
植え付け後は日陰で管理し、芽が動き出したころ、
徐々に日なたにならしていきましょう。

>>イチジクの詳しい庭植えの方法はこちらです
>>イチジクの詳しい鉢植えの方法はこちらです
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