ナスの苗を植えたが元気がない枯れる理由は？

ナス、元気がないと心配ですが、このような感じでも元気になります


4〜5月、園芸店、ホームセンター、通信販売で、
多くのナスの苗が販売されています。

地域の植え付け適期より、ずいぶん前から売られています。
しかし、ナスは、植え付け時期が大切な夏野菜です。


■ナスの苗の植え付け時期

ナスは、4月の遅霜や冷風が苦手で、
元気がなくなったり枯れてしまうこともあります。

このように、ナスは、低温に弱いため、
苗の購入も植え付けに適した温度のときに、
買い求めるのが得策です。

暖かくなり、地温が高くなった、５月頃に植え付けます。
ナスの成長にとって、地温はとても大切です。


■ナスの苗の選び方

元気な苗を選ぶことも良いナスを育てるコツです。
茎が太く節間が詰まり、本葉が大きくて、
ずっしりとした苗を選びます。

値段は少し高いのですが、
接木苗は、病害にも強く育てやすいのでお勧めです。

また、小さな苗を購入した場合は、
一回り大きなポットに植え替え、
暖かいところで植え付け時期まで待つと良いです。



ナス、じょうぶに育つと嬉しいです


■ナスの苗のじょうずな植え付け方

ナスの植え付けには、
風のない晴れた日の午前中が適しています。

植え付け前には、ポットに水やりを控えます。
すると、植え付け場所に活着しやすくなります。

根鉢を崩さないように気をつけてポットから抜き、
やや浅植えに植えつけてます。

植え付けたら、腐葉土で覆うと、
保温ができ養分にもなります。

風雨に倒されないよう支柱も同時に立てましょう。
2〜3本の短い棒を苗の上で交差するように立て、
茎に鉢の字に紐で結び付けます。

ナスが育ってきたら、本支柱を立てます。

■参考
・ナスの育て方
・ナスのプランター栽培
・ナスの剪定｜秋ナス収穫のために