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アザレア、色味が多く楽しめます


アザレア (Azelea)の鉢花を園芸店などで見かけたとき、
つぼみがいっぱいついていて、
花が長く楽しめそうなものが欲しいものですね。

自然開花は、3〜4月、園芸店ではもっと早いです。
また夏越しや冬越しを経て大事に育てた鉢ほど、
いとおしいものはありません。

春の窓辺やベランダをいっそう暖かな雰囲気にしてくれます。
花が咲かなかった、つぼみが枯れた、
などのトラブルに合わないよううな管理をしましょう。


アザレアつぼみ咲かなかった理由は?

1.乾燥と水切れが原因
アザレアは乾燥が苦手です。
室内に置いていた場合、空気が乾燥していたり、
暖房の影響があったと考えられます。
乾燥した冷たい風に当たっても、
つぼみが落ちてしまう事があります。

冬越しのときに水をじゅうぶんに、
あたえてなかった場合なども、
花が咲けない事もあります。
はやめに置き場所と水やりの管理を見直しましょう。

2.害虫による食害のため
アザレアの新芽や花芽を食い荒らす害虫の被害で、
つぼみが咲かなかったり枯れたりすることがあります。
主に、ダニやグンバイムシ、シンクイムシがやっかいです。
風通しの悪い環境をさけ、夏は薬剤散布による防除が必要です。
スミチオン乳剤の1000倍液などを定期的に散布したり、
霧吹きで葉水をあたえたりすると、防ぐことが出来ます。

3.肥料をほどこす時期が不適切
アザレアを植え付けるときに、元肥は入れない方が安全です。
春に花が咲き終わったら秋ころまで、
油粕と骨粉を少量置き肥をし、
薄い液体肥料を月に2〜3回ほどほどこすとよいでしょう。
真夏に肥料をあたえるのはさけましょう。
このほか、植え替え直後から最低半月ほどの間と冬には、
肥料は必要ありません。
適切な時期にピンポイントであたえるのが効果的です。