
ブロッコリー、深鉢でも元気に育ちます
ブロッコリーは、ローマ人によって、
ケールから改良されたものといわれています。
ブロッコリーは早生種や中性種、晩生種などがあり、
従来は頂点の花蕾を主に収穫する品種が主流でしたが、
最近では横からでる花蕾を収穫する、
スティックセニョールなどの品種も出回っています。
■ブロッコリー栽培は植え付けの適期を守るのがコツ
・ブロッコリーのタネまき
早春にタネをまいて夏に収穫する春まきと、
晩夏にタネをまき冬に収穫する秋まきがあります。
春まきは、害虫が元気に活動している時期なので、
防虫害対策が、けっこうたいへんなので、
7月中旬〜下旬にタネをまく秋まきがお勧め。
さて野菜はタネまきや植え付けの適期を守ることが
作物を丈夫に育て、収量を上げるポイントですが、
特にブロッコリーの場合は適期を守ることが
とても大切です。
というのは、ブロッコリーの場合、本葉7〜8枚以上に、
生長した株が低温にあうと、花芽が分化します。
この花芽分化までに、株を十分に育てておくことが必要です。
タネまきや植え付けが遅れると、花蕾が発生するまでに、
十分大きな株に生育することができなくなり、
花蕾が大きくならず、収穫が望めなくなるからです。
品種によって花芽分化の温度は異なり、
極早生種で23℃、中生種で17℃、晩生種で、
12〜13℃の温度になった頃に花芽ができます。
タネまきや、移殖、植え付けの時期は、
品種ごとの適期に行うようにしましょう。
適期は、タネから育てる場合はタネ袋に書いてあります。
また苗を購入する場合は、お店の方に聞いて見ましょう。
■ブロッコリーの育苗のポイント
ブロッコリーをタネから育てる場合は、
トロ箱などにタネをまき、苗を作ってから菜園に植え付けます。
タネまき適期は上記のように品種ごとや、地域によっても、
異なりますので、タネ袋などで確認しましょう。
トロ箱に堆肥と畑土を同量ずつ入れ、6cm間隔ですじまきし、
厚さ5mmに覆土をしたら、たっぷり水やりをして新聞紙をかぶせます。
かぶせた新聞紙が乾かないように管理します。
3〜4日すると発芽し始めるので、新聞紙を取り、
混み合った部分を間引きながら、2cm間隔にします。
本葉が2〜3枚になったら、ポリポットに1株ずつ植え、
寒冷紗のトンネルをかけて害虫から守ります。
このとき、水やりをやや控えめにすることが、
丈夫な苗作りのポイントです。
本葉が、早生種で5〜6枚、中〜晩成種で6〜7枚になったら、
菜園に植え付けます。
ブロッコリーは、移植の際に根を傷めると、
花蕾が大きく育たないことがあるので、
移植はていねいに行いましょう。
>>ブロッコリーの分かりやすい育て方はこちらです
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