
スイカがこのようにごろごろ実ると幸せ!
スイカはどうしてもスペースをとりますから、
スペースにあわせて品種を選びましょう。
スペースがたっぷり取れるなら、
大玉に挑戦してみてはいかがでしょうか?
「紅大」「金輝」「瑞祥」「縞王マックス」などが、
よく栽培されています。
スペースがあまり取れないなら、
小玉スイカが良いでしょう。
「こだま」「紅こだま」などがあります。
■スイカの整枝はなぜするの?
スイカは整枝をしないと、親づる、子づる、
さらには孫づるがどんどん伸びて、からまり合ってしまいます。
そうなってからでは整枝作業が非常に難しいのです。
さらにスイカを甘くおいしく育てるには、
整枝作業が欠かせません。
それは、養分を果実に集中させるためです。
そのために、整枝をして孫づるをすべて取り除いたり、
摘果をする必要があるのです。

スイカは鉢栽培でも楽しめます
■スイカの整枝の方法は?
一般的な整枝法をご紹介します。
まず、親づるは5〜6節で摘芯します。
子づるは3〜4本仕立てにして、余分な子づるは、
摘み取ってしまいます。
子づるの7〜8節目に1番果がつきますが、
変形果になりやすいので、
小さいうちに摘果します。
3番果も変形果になりやすいので、
これも摘果します。
摘果は、成長の遅い株は花のうちに摘みます。
逆に、茎葉が茂りすぎてつるぼけが起こっている状態なら、
少し大きくしてから摘み取ります。
育てるのは、15節以降につく2番果で、
1つる1果を基本とします。
孫づるは、2番果より下についたものは摘み取りますが、
2番果より先についた孫づるは放任します。
■スイカの玉直しの方法は?
このように整枝・摘果していくと、
1株に3〜4個の実がついている状態です。
2番果が握りこぶしほどの大きさになったら、
畑一面にわらを敷いてあげましょう。
スイカは実が大きいので、ぶつかりあったりしないよう、
また、日当たりが悪いと色むらになるので、
それを防ぐ意味でも、”玉直し”を行います。
地面についた部分に日を当てるように置き直します。
このとき、つるごと持ち上げるようにして、
つるが上になるように置きましょう。
収穫は、受粉後35〜40日目が目安ですが、
収穫の1週間前には、果実をひっくり返すようにして、
花が落ち、底になっている部分を日にあてるようにします。
>>スイカの詳しい育て方はこちらです
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