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イチゴ、育てるのも鑑賞するのも食べるのも楽しみです
イチゴを初めて作る場合は、
4〜5月に花付き苗を購入して植え付けますが、
1年目はあまり良い実がなりません。
子苗をつけさせ、それを植え付けて育てると、
良い実を収穫することができます。
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■イチゴの花付き苗の植え付け方
イチゴを育て始める場合は、
4〜5月に花つき苗を購入して植え付けます。
植え付け場所は、植え付け2週間前までに、
苦土石灰を1uあたり2握りを施し、
よく耕しておきます。
植え付け1週間前になったら、
1uあたり化成肥料1握りを施し、
土とよく混ぜます。
20cm以上深く耕すと良いでしょう。
苗は、株間50〜60cmで植え付けます。
植え付け時期は4月〜5月ですが、
ある程度早く植えたほうが、
ランナーと呼ばれる根元の細長い茎の発生が
良いようです。
■イチゴの子苗の育て方
6月〜7月になると、ランナーが何本も伸び、
その先端に3〜4株の子苗をつけます。
この子苗を移植して新しい苗を作ります。
移植床は、移植の2週間前、6月下旬〜7月上旬には、
準備を始めます。
1uあたり化成肥料と乾燥鶏ふんを、
それぞれ2握り施して耕し、
90〜100cm幅の平床を作ります。
水切れしやすくなるので、高畝にはしません。
子苗は本葉が2〜3枚になったら、
親株側のランナーを2cmほどつけて、
反対側は切り落とします。
先のほうの子苗は、元から切ります。
子苗は、株間15〜20cmで浅植えで植え付けます。
ランナーは土の中に埋めますが、
株元にある生長点が土に埋まらないように注意します。
土に埋まってしまうと、その後の成長が思わしくありません。
移植後はたっぷりと水をあげ、
その後も乾かさないように管理します。
移植床で約2ヶ月間、9月中旬頃まで育てます。
その間、新しい葉が出て古い葉は枯れますが、
その枯れた葉や新しく出たランナーは取り除き、
常に新しい葉が4〜5枚ついた状態にしておきます。
夏の日差しは強すぎるので、
日中はよしずや寒冷紗で日よけをします。
■イチゴの子苗の定植
9月中旬〜下旬、子苗が親株と同じくらいに育ったら、
定植します。
定植場所は、植え付けの1〜2週間前に、
1株当たり堆肥、腐葉土、乾燥鶏ふんを各1握りずつ施し、
幅90〜110cmの平床を作ります。
苗の株元の生長点に土がかぶらないよう注意し、
25〜30cm間隔で植え付けます。
植え付け後、2〜3週間たった頃、
少量の化成肥料を株間に施します。
■イチゴの収穫と子苗作り
5月〜6月に開花、結実します。
ランナーも出始めますが、この時期のものは取り除きます。
収穫が終わったら、親株は1uあたり、
2株になるよう間引いて残します。
化成肥料を1株あたり1握り株間に施し、
軽く耕しておきます。
翌月からランナーが伸び始めますので、
同様に子苗を育てます。
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