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ピンクのクリスマスローズ、やさしげです
クリスマスローズは、ヨーロッパ原産の山野草です。
別名はレンテンローズともよぶこともありますが、
バラの仲間ではありません。
原種はヘレボレス・ニゲルで、冬に白い花をつけます。
日本でよく流通している春咲きのタイプは、
おもにヘレボレス・オリエンタリスのことを、
指すことが多いです。
いずれも、多年草なので、
株分けで増やすことができます。
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■クリスマスローズの株分けの方法は?
1.株分けのタイミングの目安
クリスマスローズの株分けのタイミングは、
株がきゅうくつな状態で生育が緩慢になったころか、
花つきがわるくなったころを目安にします。
大きい株でも、花がよく咲いていれば、
すぐに株分けはしなくてもよいです。
ざっくりと大きめに分けるようにします。
3〜5芽くらいが付くように分けるとよいでしょう。
これから生長する芽が少なすぎると、
生育不良の心配もあるので、
小ぶりに分けない方が安全です。
2.株分け作業の時期
クリスマスローズの株分けをする適期は、
春または秋の植え替えの時がよいでしょう。
庭で育てている時も同様に、涼しい季節に作業をします。
夏に株分けや植え替えをすると、
根を傷める原因となるので、避けた方がよいです。
寒冷地で育ててる場合は、彼岸ころまでには、
株分けを済ませるようにしましょう。
3.用土と注意点
クリスマスローズの株分けをするときは、
古土を落として株を裂きます。
作業中に根を乾燥させないように気を配り、
手早く行いましょう。
はさみなどを利用するときは、
病気に感染させることが多いので、
必ず消毒してからがよいです。
念のため、切り口を殺菌剤で消毒します。
用土は新しい清潔なものがよく、
赤玉土と腐葉土の混合土に、
緩効性の化成肥料をまぜたものを使います。
鉢植えも庭植えも、根がよく広がるように、
植えつけるのがよく生長させるコツです。
>>クリスマスローズの詳しい栽培方法はこちらです